蒼ざめた馬 (アガサ・クリスティ)
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『蒼ざめた馬』(あおざめたうま 原題:The Pale Horse)は1961年に発表されたアガサ・クリスティ作の推理小説である。ノンシリーズ作品ではあるが、アリアドニ・オリヴァ夫人が登場する。
目次 |
[編集] あらすじ
執筆活動に嫌気が差しカフェへと出向いたマーク。しかしカフェでは二人の女性が喧嘩を始めてしまう。警官の登場によって何とかその場は収まったが、それから約一週間後マークは新聞の死亡欄で女性の片方が死んだと知る。
[編集] 主な登場人物
- マーク・イースターブルック・・・学者
- アリアドニ・オリヴァ・・・推理作家
- ゴーマン神父・・・司祭
- デイヴィス夫人・・・神父の助けを求めた女性
- ジム・コリガン・・・警察医
- ルジューン・・・警部
- ザカライア・オズボーン・・・薬剤師
- ハーミア・レッドクリフ・・・マークの女友達
- デイヴィッド・アーディングリー・・・マークの友人、歴史学の講師
- ポピー・・・デイヴィッドの女友達、花屋勤務
- ローダ・デスパード・・・マークのいとこ
- ヒュー・デスパード・・・ローダの夫、大佐
- ジンジャー・・・マークの女友達
- デイン・キャルスロップ夫人・・・牧師夫人
- ジンジャー・・・マークの女友達
- サーザ・グレイ・・・蒼ざめた馬の住人
- シビル・スタンフォーディス・・・〃
- ベラ・ウェッブ・・・蒼ざめた馬の料理人
- ヴェナブルズ・・・プライアーズコートの住人
- ブラッドリー・・・元弁護士
[編集] 映像化
TV作品
- 「The Pale Horse (邦題 蒼ざめた馬(ビデオタイトル 魔女の館殺人事件))」(イギリス 1996年)
[編集] その他
作中でオリヴァ夫人は犯人探しのゲームを企画したら本物の死体が出てきたと語っているが、恐らくこれは『死者のあやまち』での出来事である。