股関節
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股関節(こかんせつ)は、股にある関節。股関節は寛骨臼と大腿骨頭から成る体内最大の関節であり球状関節に分類されるが、関節窩が深く運動性が大きく制限されているために、臼状関節であるともいわれる。一般的にはこの臼状関節の事を指し、これを狭義の股関節という。また、股関節は荷重関節でもある。股関節の関節軟骨は硝子軟骨で構成される。
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[編集] 組織
股関節を構成する人体の組織には、以下の様な物がある。
[編集] 骨
- 寛骨臼
- 大腿骨頭
[編集] 靭帯
- 腸骨大腿靭帯
- 恥骨大腿靭帯
- 坐骨大腿靭帯
- 寛骨臼横靭帯
- 輪帯
- 大腿骨頭靭帯
[編集] 筋肉
[編集] 病気
股関節に起こる主な病気には以下のようなものがある。
- 先天性股関節脱臼
- 股関節亜脱臼障害
- 変形性股関節症
- ペルテス病
- 特発性大腿骨頭壊死症
- 大腿骨頭辷り症
- 単純性股関節炎
- 急性化膿性股関節炎
- 結核性股関節炎
- 色素性絨毛結節性滑膜炎
- 股関節周辺滑膜包炎と石灰化腱炎
- 特発性一過性大腿骨頭萎縮症
- 急速破壊型変形性股関節症
- 臼蓋形成不全