純増数
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純増数(じゅんぞうすう)とは、サービス加入者数など統計値の変化を表す数値であり、「増加数から減少数を差し引いた、純粋な増加数」から採られている。
[編集] 移動体通信業界における純増数
携帯電話・PHS業界では、純増数の定義は「新規契約者数-解約者数」である。主に、新機種発売時や卒業・入学・入社シーズン前後に増える傾向にある。逆に、新機種発売前などは減る傾向にある。 2007年12月現在、日本では携帯電話・PHSの普及率が80%を超え、純増数は以前よりも減少している。
[編集] 単月シェア
「キャリアのその月の純増数÷全体のその月の純増数」で定義され、これが大きいほどキャリアに勢いがあるとされている。
[編集] 純減
解約者数が新規契約者数を上回ると純減と呼ばれる。キャリアが純減に陥る理由には、
- 他のキャリアへの憧れ
- そのキャリアへの不満
などがあげられる。