米国特許商標庁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
米国特許商標庁(べいこくとっきょしょうひょうちょう、英:The United States Patent and Trademark Office, USPTO または PTO)は、アメリカ合衆国連邦政府の商務省に属する機関のひとつで、特許及び商標の権利付与を所掌する。
米国特許法では、日本の意匠に相当するDesign Patent(意匠特許、デザイン特許)、及び植物を保護するPlant Patent(植物特許)も保護の対象となっており、米国特許商標庁の所掌にはこれらの権利の付与も含まれる。この2つに対して、通常の特許はUtility Patent(実用特許)と呼ばれることがある。[1]また、植物品種保護制度としては、Plant Patent(植物特許)以外に、農務省が所掌する植物品種保護法(Plant Variety Protection Act)が別途存在する。なお、米国には、日本の実用新案に相当する制度は存在しない。
米国特許商標庁の本庁舎は、バージニア州アレクサンドリアに位置する。