笠置駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
笠置駅 | |
---|---|
笠置駅駅舎(2007年4月10日) |
|
かさぎ - Kasagi | |
◄大河原 (5.4km)
(6.7km) 加茂►
|
|
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 関西本線 |
キロ程 | 114.2km(名古屋起点) 亀山から54.3km |
所在地 | 京都府相楽郡笠置町大字笠置 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
337人/日(降車客含まず) -2005年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)11月11日 |
笠置駅(かさぎえき)は、京都府相楽郡笠置町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅。
当駅以東はICOCA・Jスルーカードの利用可能エリアから外れるため、これらのカード(ICOCAの相互利用対象であるSuica(東日本旅客鉄道)・PiTaPa(スルッとKANSAI協議会)も含む)は利用できない。
関西本線は当駅から関駅までの各駅が大阪支社亀山鉄道部の管轄となっている。隣の加茂駅からは大阪支社直轄駅となる。
目次 |
[編集] 駅構造
駅舎側にもう1本貨物用の路線が敷設されていた。かつては奈良方面へ笠置始発着の列車も設定されていた。また行楽期には準急(のち急行)「かすが」の臨時停車も行われていた。国鉄時代には東京からの急行「大和」も通過しており、またホーム長も8連編成に対応して旧本線時代の栄華が偲ばれる。ホームの基礎は関西鉄道時代の石組み造りである。また跨線橋・駅本屋・待合室等も関西鉄道時代の体面を保ち、鉄道情景に出てきそうな要素を含んだ貴重な駅である。
なお駅舎とホームは跨線橋で連絡している。また、早朝・夜間は無人となる。コインロッカーが設置されている。
1 | ■関西本線(下り) | 加茂方面(加茂で奈良・大阪方面連絡) |
---|---|---|
2 | ■関西本線(上り) | 伊賀上野・柘植・亀山方面 |
[編集] 駅周辺
木津川を挟んで並行に、南岸に関西本線、北岸に国道163号がある。北岸に笠置町役場と笠置小学校があり、笠置大橋(京都府道4号笠置山添線)が南北を結んでいる。
[編集] 歴史
- 1897年(明治30年)11月11日 - 上野~加茂間の開通時に、関西鉄道の駅(一般駅)として開業。
- 1907年(明治40年)10月1日 - 関西鉄道が国有化。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定により、関西本線所属となる。
- 1962年(昭和37年)10月1日 - 貨物営業廃止(旅客駅となる)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
[編集] 位置情報
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
関西本線(亀山-加茂) |
---|
(名古屋方面<<)亀山 - 関 - 加太 - (中在家信号場) - 柘植 - 新堂 - 佐那具 - 伊賀上野 - 島ヶ原 - 月ヶ瀬口 - 大河原 - 笠置 - 加茂(>>JR難波方面) |