白帝城
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白帝城(はくていじょう)は現在は中国重慶市奉節県の長江三峡に三国時代に位置する地名(城自体を指すものではない)。
蜀の建国者劉備が夷陵の戦いで敗れ、逃れたのが白帝城。劉備は後事を諸葛亮に託し、この城で没した。 『三国志演義』では、一度呉の将陸遜に夷陵追撃戦として白帝城を攻撃されるが、あらかじめ諸葛亮が仕掛けておいた石兵八陣により敗走する。
後の唐の時代の詩人李白は『早発白帝城』(早に白帝城を発す)という詩を残している。
2005年現在は三峡ダムの開発により完全に孤島化されるとされている。2006年に中華人民共和国の全国重点文物保護単位に指定された。
[編集] 関連項目
- 犬山城 - 白帝城という別称がある。