独学
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独学(どくがく)とは、師について学ぶのではなく、自分で目標を立てて習熟する勉強法をさす。self-taughtと呼ばれることも多い。
後進地域に生まれてしまった場合、本人が望んでいないにもかかわらず独学を選択するケースもあれば、自ら進んで師に頼らずとも学ぶケース、どちらも存在する。自分で学ぶ対象を自由に選べるメリットも多いが、アドヴァイスを他人から受けない制約の無さから自滅する学習者も存在する。数週間など短期的に師事した場合は、独学とみなされるケースと師事とみなされるケース、どちらも存在する。いずれにせよ、独学には自己満足や独善、あるいは誤った道に進む危険があり、論語の「思いて学ばざればすなわち危うし」はそれを述べたものと解される。