浜口恵俊
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浜口 恵俊(はまぐち えしゅん、男性、1931年 - )は社会学者。和歌山県出身。国際日本文化研究センター名誉教授、滋賀県立大学名誉教授。
京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。大阪大学助教授・教授、国際日本文化研究センター教授、滋賀県立大学教授を歴任。
1982年の著書『間人主義の日本』でサントリー学芸賞を受賞した。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『「日本らしさ」の再発見』 (日本経済新聞社、1977年)
- 『日本人にとってキャリアとは 人脈のなかの履歴』 (日本経済新聞社、1979年)
- 『集団主義 日本らしさの原点』 (至文堂、1980年)
- 『間人主義の社会日本』 (東洋経済新報社、1982年)
- 『日本人の間柄』 (至文堂、1987年)
- 『日本型信頼社会の復権―グローバル化する間人主義』 (東洋経済新報社、1996年)
- 『日本研究原論―「関係体」としての日本人と日本社会』 (有斐閣、1998年)
- 『「間(あわい)の文化」と「独(ひとり)の文化」 比較社会の基礎理論』 (知泉書店、2003年)
[編集] 共著
- 〈公文俊平〉『日本的集団主義 その真価を問う』 (有斐閣、1982年)
[編集] 編著
- 『高度情報社会と日本のゆくえ』 (日本放送出版協会、1986年)
- 『国際化と情報化―比較文明学の視点から』 (日本放送出版協会、1989年)
- 『日本型モデルとは何か―国際化時代におけるメリットとデメリット』 (新曜社、1993年)
- 『日本文化は異質か』 (日本放送出版協会、1996年)
- 『世界のなかの日本型システム』 (新曜社、1998年)
- 『日本社会とは何か―「複雑系」の視点から』 (日本放送出版協会、1998年)
- 『寅さんと日本人―映画「男はつらいよ」の社会心理』 (知泉書店、2005年) 金児暁嗣との共編著