津村俊夫
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津村俊夫(つむらとしお、英称、Dr.David Toshio Tsumura、1944年2月4日 - )はウガリト学・古代オリエント学の研究に関して世界的な日本の言語学者、旧約聖書学者、神学校教師、Ph.D.
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[編集] 経歴
- 兵庫県神戸市生まれ
- 1966年一橋大学商学部卒業
- 米国アズベリー神学校卒業
- 1973年米国ブランダイス大学大学院卒業、文学博士号取得
- ハーバード大学・ミシガン大学・英国ティンディル研究所の研究員を勤める。
- 元筑波大学文芸言語学系助教授。
[編集] 現在
[編集] 人物
- 渡米前に宣教師よりDavidという英語名をもらう。今日英語圏ではDavid Toshio Tsumuraで知られている。
- 一橋大学商学部時代は企業倫理を学ぶために倫理学を専攻した。留学中に聖書学を学ぶようになる。そして、専門分野となる古代オリエント学を学ぶ。
- 夫人は米国留学中に知り合ったアメリカ人女性。夫人との間に2男がいる。
- 夫人は津村と出会う前から日本語が堪能であり、チェロの名手でもある。
- 聖書宣教会では主に旧約聖書学を教えている。
[編集] 著書
- 主著
- The First Book of Samuel,New International Commenrary on the Old Testament
- The Earth and Waters in Genesis 1 and 2
- Creation and Destruction
- 訳書
- 『古代文字の謎-オリエント諸語の解読』
- 『古代オリエントと旧約聖書』
- 監訳
- 『ウガリトと旧約聖書』