永地秀太
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永地 秀太(ながとち ひでた、1873年 - 1942年)は、日本の洋画家。山口県下松市出身。本多錦吉郎や松岡壽に師事した。
[編集] 経歴
- 1902年 - 太平洋画会の創設メンバーに参加
- 1920年-1923年 - 文部省在外研究員を務め、視察団としてヨーロッパへ渡る。
- 1924年 - レジオンドヌール勲章を授与される。この年より帝展審査員を務める。
太平洋画会創立メンバー 東京高等工芸学校(現千葉大工学部)教授
[編集] 作品
- 聖徳絵画館所蔵
- 『下関講和条約』
- 山口県立美術館所蔵
- 1909年『静物』文展褒状
板橋区立美術館所蔵
- 1913年『絞り』文展三等賞
- 1924年『更紗の前』油彩
- 1922年『風景』
- 1925年『壁に倚れる女』油彩
- 1937年『ギリシアの浮彫』
- 『明治天皇行幸』
- 『中山公卿肖像』