段田男
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段田 男(だんだ だん、1967年3月2日 - )は、日本の元演歌歌手。本名深谷委宏。愛知県西加茂郡三好町出身。現在は芸能界を引退している。
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[編集] 来歴
愛知県立東郷高等学校在籍中から地元名古屋のローカル番組に出場していたが、卒業後、市川昭介に入門。1986年、日本コロムビア(現在のコロムビアミュージックエンタテインメント)よりシングル『玄界灘』でデビュー。新人離れした抜群の歌唱力のみならず、そのインパクトの強い芸名や、角刈りの男らしい風貌などと相まって、瞬く間に人気演歌歌手の仲間入りを果たした。また当時のフジテレビの人気番組、『夕やけニャンニャン』にも準レギュラー格で出演している。
将来の活躍を有望視されていたが、2枚のシングルと1枚のアルバムを発表した後、1988年頃に芸能界を突如引退(前述のバラエティ番組で、ファッションや昔風の考え方などを苛めのごとくいじられていた事が多く、これが引退要因に繋がったという説がある。)。現在は愛知の実家に戻り、家業である大工をしている傍ら、名古屋市内で通信カラオケの音声多重のレコーディングなども行っている。また、2007年8月5日には愛知県安城市の七夕まつりのステージに登場し、数曲披露している。その他本名で地元の高齢者介護施設等で歌を披露したりする活動をしている。