栗田晴行
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栗田 晴行(くりた はるゆき 1959年11月20日 - )は、NHKチーフアナウンサー。
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[編集] 来歴・人物
東京都出身。早稲田大学高等学院、早稲田大学政治経済学部卒業。大学ではアナウンス研究会に在籍。同期に向坂樹興(フジテレビアナウンス室専任部長)。1982年入局。富山→広島→東京→情報ネットワーク出向→大阪→情報ネットワーク出向の順に勤務。現在は主としてスポーツ中継(情報ネットワーク出向のため実質的にはスポーツ番組専門アナウンサーとなる)を担当し、特にサッカーの実況中継に多く携わる。天皇杯全日本サッカー選手権大会では、元日の決勝の中継を多く担当(2006年~2007年の第86回大会は準決勝を担当)し、Jリーグ中継も数多く担当。現在は関東地方で行われる試合を中心に担当している(大阪局在籍時はガンバ大阪・セレッソ大阪のホームゲームをはじめとして関西での試合を中心に担当)。優勝決定に関わる試合の担当も多く、2000年第1ステージのセレッソ大阪vs川崎フロンターレ、2005年のセレッソ大阪vsFC東京(いずれも長居スタジアム)、2007年の横浜FCvs浦和レッズ(日産スタジアム)と、いずれも各シーズン最終節の優勝に大きく関わる試合を担当している。
山本浩(現解説委員)が実況の一線を退いてからは、野地俊二アナ(大阪局所属)とともにサッカー日本代表戦をはじめとする海外での主要試合での実況も多く担当している。2002年の2002 FIFAワールドカップでは日本代表初戦の対ベルギー戦(埼玉スタジアム)や決勝のブラジルvsドイツ戦(横浜国際総合競技場)を実況したほか、2006 FIFAワールドカップでも予選リーグ初戦の対オーストラリア戦を担当した(以上3試合はいずれも総合テレビでの生中継)。歴史的名勝負となった準決勝イタリアvsドイツ戦も担当。
スポーツ実況アナウンサーとしては比較的声質が細く、テンションが高まるとよく声が裏返ると指摘されることがある。
[編集] 現在の出演番組
[編集] 過去の出演番組
大阪局時代
- 新潟県中越地震関連の安否情報(2004年10月、大阪局在籍時であるがスポーツ中継担当で東京へ出張していたため東京のスタジオから担当。26時間近い長時間の放送だったため、15分おきの交代制で数十人のアナウンサーが総動員で担当していたその一人。教育テレビ、FM放送)