松阪広政
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松阪 広政(まつざか ひろまさ、1884年3月25日 - 1960年1月5日)は、大東亜戦争時の司法大臣。A級戦犯として戦後、逮捕された。
[編集] 来歴・人物
京都の地主で製茶業の家に生まれた。京都二中、東京神田中学校、一高を経て、1910年、東京帝国大学法科を卒業。1912年、検事となる。
1941年、検事総長となる。1943年、東條英機の命により反東條で知られる中野正剛の強引な逮捕に協力し自殺に追い込んだ者の一人としても知られる。1944年、小磯内閣の司法大臣、1945年鈴木内閣でも留任、戦時体制下の思想弾圧を進めた。
1945年12月、A級戦犯として連合国軍最高司令官より出された第3次逮捕命令により巣鴨プリズンに収監される。その後、釈放。
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