東京消防庁第一消防方面本部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京消防庁第一消防方面本部(とうきょうしょうぼうちょうだいいちしょうぼうほうめんほんぶ)は、東京消防庁の内局で、東京都の千代田区、中央区、及び港区の消防業務を担当する消防本部である。
目次 |
[編集] 所在地
東京都千代田区麹町1-12
[編集] 管轄消防署
第一消防方面本部には10の消防署と18の出張所がある。また管内には2つの特別救助隊と9つの水難救助隊、1つの化学機動中隊と1つの消防活動二輪車隊がある。
[編集] 丸の内消防署
- 所在地 千代田区大手町1-3-5
- 管轄地 大手町1・2丁目/丸ノ内1・2・3丁目/千代田/皇居外苑
- 沿革
-
- 大正12年11月1日 麹町永楽町1-1に、「第一消防署丸ノ内派出所」として創設。
- 大正13年2月 「警視庁消防部丸ノ内派出所」となる。
- 大正13年9月30日 「第一消防署丸ノ内消防分署」と改名昇格し麹町区丸ノ内1-4に移転。
- 大正15年7月2日 「丸之内消防署」と改名昇格。
- 昭和4年12月24日 「宝田出張所」を警視庁本部庁庁舎内に設置。
- 昭和10年5月14日 「丸ノ内消防署」と改称。
- 昭和10年8月10日 麹町区大手町1-8に移転。
- 昭和11年1月20日 第一救急隊発足。
- 昭和14年4月1日 丸ノ内警防団の設立。
- 昭和15年3月10日 有楽町警備派出所が有楽町消防派出所として昇格。
- 昭和17年1月20日 八重洲臨時消防派出所の開設。
- 昭和17年11月1日 皇居の消防警戒のために、特別消防隊が発足。
- 昭和18年1月1日 内幸町消防派出所を開設。
- 昭和19年1月1日 麹町区丸ノ内3-1、都庁舎敷地内に、都庁派出所を増設。
- 昭和19年1月1日 有楽町、内幸町の各派出所が消防出張所に昇格。
- 昭和20年9月 昭和消防出張所、接収により廃止。
- 昭和20年9月 特別消防隊が廃止
- 昭和22年10月20日 八重洲出張所が閉鎖。
- 昭和22年10月20日 都庁出張所が接収解除となり、特別消防班として再会
- 昭和23年3月7日 警視庁消防部丸ノ内消防署から「東京消防本部丸ノ内消防署」となる
- 昭和23年5月 東京消防本部丸ノ内消防署から「東京消防庁丸ノ内消防署」となる
- 昭和23年9月1日 有楽町出張所は京橋消防署の下へ、特別消防班は本庁外事課へ、神田出張所、鍛冶町出張所、駿河台出張所、九段出張所は、丸ノ内消防署の下に移管した。
- 昭和24年8月23日 丸ノ内消防団発足
- 昭和26年3月1日 「丸の内消防署」に改称
- 昭和26年3月1日 有楽町出張所が丸の内消防署の管轄に、神田、鍛冶町、駿河台の出張所は神田消防署の独立に伴って丸の内消防署から分離、九段出張所は麹町消防署へ移管した。
- 昭和42年7月10日 千代田区大手町1-8に移転
- 昭和51年4月20日 本部庁舎に合築され、現在地(千代田区大手町1-3-5)に移転。
[編集] 有楽町出張所
- 所在地 千代田区有楽町1-9-2
- 管轄地 有楽町1・2丁目/内幸町1・2丁目/霞ヶ関1丁目/日比谷公園
- 沿革
[編集] 麹町消防署
- 所在地 千代田区麹町1-12
- 管轄地 麹町1・2・3・4・5・6六丁目、一番町、二番町、三番町、四番町、五番町、六番町
- 沿革
-
- 明治14年6月1日 警視庁消防部第三分署として開署。
- 明治21年3月14日 麹町派出所が開所。
- 明治39年4月1日 第三分署から第三消防署に改称。
- 明治45年6月22日 麹町派出所が第三消防署九段出張所となる。
- 大正15年7月1日 第三消防署が麹町消防署に改称。
- 昭和17年10月29日 永田町出張所を新設。
- 昭和17年10月29日 麹町消防団を創設。
- 昭和23年3月7日 警視庁消防部麹町消防署から東京消防本部麹町消防署となる。
- 昭和26年3月1日 九段出張所が丸の内消防署から移管されてくる。
- 昭和44年9月15日 永田町出張所に特別救助隊が発隊。
- 平成3年12月15日 麹町消防署が現所在地に移転。
[編集] 永田町出張所
- 所在地 千代田区永田町1-8-3
- 管轄地 隼町、紀尾井町、平河町1・2丁目、永田町1・2丁目、霞が関2・3丁目
- 沿革
[編集] 九段出張所
- 所在地 千代田区九段南2-2-17
- 管轄地 飯田橋1・2丁目、富士見1・2丁目、九段北1・2・3・4丁目、九段南1・2・3・4丁目、一ツ橋1丁目、北の丸公園
- 沿革
[編集] 神田消防署
- 所在地 千代田区外神田4-14-3
- 管轄地 外神田1・2・3・4・5・6丁目、神田淡路町1・2丁目、神田須田町1・2丁目、神田錬塀町、神田花岡町、神田松永町、神田佐久間河岸、神田平河町、神田相生町、神田和泉町、東神田3丁目、神田小川町1・2丁目、神田佐久間町1・2・3・4丁目、神田駿河台1・2・3・4丁目、神田多町2丁目、神田鍛冶町3丁目、岩本町3丁目、神田岩本町、猿楽町1・2丁目
- 沿革
-
- 大正15年7月 警視庁消防部神田消防署として千代田区神田淡路町1-12に新設。
- 昭和14年10月 岩本町出張所が開所。
- 昭和17年6月 鍛冶町派出所が開所。
- 昭和23年3月7日 警視庁消防部神田消防署より、東京消防本部神田消防署となる
- 昭和23年5月 東京消防庁神田消防署となった。
- 昭和26年3月1日 丸の内消防署から分離独立
- 昭和26年3月1日 駿河台出張所、鍛冶町出張所及び須田町分遣所をが丸ノ内消防署から移管されてる。
- 昭和53年11月12日 神田消防署少年団発足
- 平成元年4月 神田防火婦人会発足
- 平成7年2月 神田消防署災害時支援ボランティア発足
- 平成16年7月 神田消防署が千代田区外神田4-14-3に移転する。
[編集] 駿河台出張所
- 所在地 千代田区神田小川町3-8
- 管轄地 神田小川町3丁目、西神田1・2・3丁目、三崎町1・2・3丁目、神田神保町1・2・3丁目、一ツ橋2丁目
- 沿革
[編集] 鍛冶町出張所
- 所在地 千代田区鍛冶町2-3-2
- 管轄地 鍛冶町1・2丁目、神田司町2丁目、内神田1・2・3丁目、神田紺屋町、神田東紺屋町、神田北乗物町、神田富山町、神田東松下町、神田西福田町、神田美倉町、神田美土代町、岩本町1・2丁目、東神田1・2丁目、神田錦町1・2・3丁目
- 沿革
[編集] 京橋消防署
- 所在地 中央区京橋3-14-1
- 管轄地 八重洲2丁目、京橋1・2・3丁目、新富1・2丁目、銀座1・2丁目、八丁堀1・2・3・4丁目、新川1・2丁目
[編集] 築地出張所
- 所在地 中央区明石町1番27号
- 管轄地 築地1・2・3・4・5・6・7丁目、明石町、浜離宮庭園、湊1・2・3丁目、入船1・2・3丁目
[編集] 銀座出張所
- 所在地 中央区銀座七丁目11番17号
- 管轄地 銀座3・4・5・6・7・8丁目
[編集] 日本橋消防署
- 所在地 中央区日本橋兜町14-12
- 管轄地 八重洲1丁目、日本橋1・2・3丁目、日本橋兜町、日本橋茅場町1・2・3丁目、日本橋箱崎町、日本橋小網町、日本橋中州、日本橋本石町1・2・3・4丁目、日本橋室町1・2・3・4丁目、日本橋本町1・2・3・4丁目、日本橋小舟町、日本橋小伝馬町、日本橋大伝馬町、日本橋浜町1・2・3丁目、日本橋馬喰町1・2丁目、日本橋掘留町1・2丁目、日本橋久松町、東日本橋1・2・3丁目、日本橋富沢町、日本橋横山町、日本橋人形町1・2・3丁目、日本橋蛎殻町1・2丁目
- 沿革
[編集] 人形町出張所
- 所在地 中央区日本橋人形町2-27-8
[編集] 堀留出張所
- 所在地 中央区日本橋堀留町1-2-6
[編集] 浜町出張所
- 所在地 中央区日本橋浜町3-45-12
- 消防艇 はまかぜ きよす
[編集] 臨港消防署
- 所在地 中央区勝どき5-1-23
- 管轄地 勝どき、月島、佃、豊海町、晴海、中央防波堤内側埋立地、中央防波堤外側その1埋立地、中央防波堤外側その2埋立地、港則法施行規則(昭和23年運輸省令第29号)別表第1に規定する京浜港東京区の港域内海面及び水面(新砂水門、あけぼの水門、辰巳水門、東雲水門及び豊洲水門により囲まれた水面、都道首都高速1号線の東端以西の水面並びに一級河川海老取川の水面を除く。)並びに同令別表第2に規定する京浜港の東京東航路及び東京西航路の区域内海面
- 沿革
[編集] 月島出張所
- 所在地 中央区勝どき4-5-14
- 沿革
[編集] 芝消防署
- 所在地 港区新橋6-18-15
- 管轄地 新橋1・2・3・4・5・6丁目、東新橋1・2丁目、西新橋1・2・3丁目、愛宕1・2丁目、虎ノ門1・2・3・4・5丁目(2丁目1番2番10番を除く)、芝公園1・2・3・4丁目、芝大門1・2丁目、浜松町1・2丁目
- 沿革
-
- 明治14年6月1日 消防第二分署を芝区宮本町29番巡査分遣所に設置
- 明治17年1月 消防第二分署を現在地(芝区愛宕町3-6)に移転
- 大正8年8月 三田出張所を現在地(芝区三田2-2)に設置
- 大正13年3月 将監橋出張所を芝区片門前町3、将監橋脇に設置
- 大正15年7月 芝消防署と改称
- 昭和2年12月 芝浦出張所を芝区南浜18番地に設置
- 昭和14年3月 防護団と消防組を改組統合し、警防団を設置
- 昭和17年12月 巴町派出所を芝区西久保巴町31番地に設置
- 昭和22年2月 第三救急隊が配置、救急業務開始
- 昭和22年12月 芝消防団が発足
- 昭和23年3月 東京消防本部芝消防署と改称
- 昭和23年5月 東京消防庁芝消防署と改称
- 昭和48年3月 現在の芝消防署庁舎が落成
- 昭和51年4月 芝特別救助隊運用開始
- 昭和54年4月 将監橋、巴町の両出張所廃止
- 平成17年8月 芝浦特別消火中隊発隊
[編集] 芝浦出張所
- 所在地 港区海岸3-4-14
- 管轄地 海岸2・3丁目、芝浦1・2・3・4丁目、台場1・2丁目
- 沿革
[編集] 三田出張所
- 所在地 港区三田2-15-53
- 管轄地 芝1・2・3・4・5丁目、三田1・2・3・4・5丁目
- 沿革
[編集] 麻布消防署
- 所在地 港区元麻布3-4-42
- 管轄地 西麻布1・2・3・4丁目、南麻布1・2・3・4・5丁目、元麻布2・3丁目、六本木2・3・4・5・6・7丁目
[編集] 飯倉出張所
- 所在地 港区東麻布1-30-5
- 管轄地 東麻布1・2・3丁目、元麻布1丁目、麻布台1・2・3丁目、麻布十番1・2・3・4丁目、麻布永坂町、麻布狸穴町、六本木1丁目
[編集] 赤坂消防署
- 所在地 港区南青山2-16-9
- 管轄地 元赤坂1・2丁目、赤坂1・2・3・4・5・6・7・8・9丁目、南青山1・2・3・4・5・6・7丁目、北青山1・2・3丁目、虎ノ門2丁目(1・2・10番)
- 化学機動中隊
- 沿革
- 大正13年9月30日 第三消防署青山出張所が第三消防署青山分署に改称発足。
- 大正13年9月30日 第三消防署新町派出所は第三消防署青山分署新町出張所に改称発足。
- 大正15年7月1日 第三消防署青山分署から赤坂消防署に改称昇格。
- 大正15年7月1日 第三消防署青山分署新町出張所から赤坂消防署新町出張所となる。
- 昭和18年1月29日 赤坂消防署分室を赤坂青山南町55に設置。
- 昭和23年5月1日 東京消防本部赤坂消防署を東京消防庁赤坂消防署と改称。
- 昭和54年11月18日 赤坂消防少年団が団員32名を以って発足。
- 昭和63年3月5日 赤坂防火協会から防火婦人部が独立して赤坂防火婦人会が設立発足。
- 平成3年10月15日 幼年消防クラブが発足。
- 平成18年4月18日 赤坂化学機動中隊が発足。
- 平成18年8月4日 新町出張所に特別消火中隊が発足。
[編集] 新町出張所
- 所在地 港区赤坂6-17-6
- 管轄地
- 新町特別消火中隊
- 沿革
- 大正13年9月30日 第三消防署新町派出所は第三消防署青山分署新町出張所に改称発足。
- 大正15年7月1日 第三消防署青山分署新町出張所から赤坂消防署新町出張所となる。
- 平成18年8月4日 新町出張所に特別消火中隊が発足。
[編集] 高輪消防署
- 所在地 港区白金2-4-12
- 管轄地 高輪1丁目、白金1・2・3・4丁目、白金台1・2・3丁目
- 沿革
-
- 明治41年7月 芝区二本榎町1-15に第二消防署二本榎派出所として発足。
- 大正15年7月 芝消防署高輪出張所に改称。
- 昭和8年12月 高輪消防署に昇格改称。
- 昭和17年6月 芝区白金三光町173に三光出張所を設置。
- 昭和17年12月 芝区高浜町10に高浜出張所を設置。
- 昭和19年1月 芝区老増町2に志田町派出所を設置。
- 昭和23年10月 高輪消防署は高輪派出所に降格し麻布消防署の管轄に。及び三光、志田町出張所は麻布消防署へ、高浜出張所は品川消防署へ転属。
- 昭和26年3月 高輪出張所は高輪消防署に再度昇格、三光、志田町及び高浜出張所を高輪消防署へ転属。
- 昭和40年11月 高浜出張所が港南出張所に改称。
- 昭和59年10月 高輪消防署本署が港区白金2-4-12に移転し、志田町出張所は廃止し、従来の本署を二本榎出張所に改称。
- 平成18年4月 全国初の女性消防署長が高輪消防署に着任。
- 平成18年8月 高輪特別消火中隊が発隊。
[編集] 三光出張所
- 所在地 港区白金5-12-11
- 管轄地 白金5・6丁目、白金台4・5丁目
- 沿革
[編集] 志田町出張所
- 沿革
[編集] 港南出張所
- 所在地 港区港南5-8-34
- 管轄地 港南1・2・3・4・5丁目
- 沿革