有川治男
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有川治男(ありかわ はるお、1948年 - )は、日本の美術史家・美術評論家。学習院大学文学部哲学科教授。専攻は芸術学、西洋美術史。
[編集] 経歴
- 1948年 神奈川県逗子市生まれ。
- 東京大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。西ドイツ・ミュンヘン留学。
- 1979年~1992年 国立西洋美術館学芸課勤務。同館学芸員。
- 1992年 学習院大学文学部哲学科助教授。
- 1998年 学習院大学文学部哲学科教授。
[編集] 主な著作・執筆・翻訳
- 『イタリア・ルネッサンス美術展』(国立西洋美術館監修、生田円、有川治男編) 1980年 東京新聞(共同刊行 中日新聞・中部日本放送)
- 『カンディンスキー 1 1900−1915 全油彩総目録』(ハンス・K.レーテル、ジーン・K.ベンジャミン編、西田秀穂、有川治男訳) 1987年 岩波書店 ISBN 4-00-008131-4
- 『カンディンスキー 2 1916-1944 全油彩総目録』(ハンス・K.レーテル、ジーン・K.ベンジャミン編、西田秀穂、有川治男訳) 1989年 岩波書店 ISBN 4-00-008132-2
- 『国立西洋美術館所蔵マックス・クリンガー版画展』(有川治男監修、名古屋市美術館編) 1989年 名古屋市美術館
- 『ベルリン美術館 1 ヨーロッパ美術の精華』(有川治男ほか編) 1993年 角川書店 ISBN 4-04-650901-5
- 『ベルリン美術館 2 近代美術の展開』(有川治男ほか編) 1993年 角川書店 ISBN 4-04-650902-3
- 『カンディンスキー』(ヴィヴァン20 新装版25人の画家)(有川治男編集・解説) 1996年 講談社 ISBN 4-06-254770-8
ほか。