暴走特急
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暴走特急 UNDER SIEGE 2: DARK TERRITORY |
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監督 | ジェフ・マーフィー |
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製作総指揮 | ゲイリー・W・ゴールドステイン 他 |
製作 | スティーヴン・セガール スティーブ・ペリー アーノン・ミルチャン |
脚本 | リチャード・ヘイテム マット・リーヴス |
出演者 | スティーヴン・セガール |
音楽 | ベイジル・ボレドーリス |
撮影 | ロビー・グリーンバーグ |
編集 | マイケル・トロニック |
配給 | ワーナー・ブラザーズ |
公開 | 1995年7月 1996年1月20日 |
上映時間 | 99分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
制作費 | $60,000,000 |
興行収入 | $50,000,000 |
前作 | 沈黙の戦艦 |
allcinema | |
IMDb | |
暴走特急(Under Siege2 "Dark Territory)は1995年のアメリカ映画。1992年の『沈黙の戦艦』の正式な続編。
目次 |
[編集] キャスト
括弧内の声優をDVD版/テレビ版の順番で掲載。
- ケイシー・ライバック:スティーヴン・セガール(玄田哲章/大塚明夫)
- トラビス・デイン:エリック・ボゴシアン(山寺宏一/牛山茂)
- サラ・ライバック:キャサリン・ハイグル(小林さやか/坂本真綾)
- ボビー・ザックス:モリス・チェスナット(相沢正輝/森川智之)
- ペン:エヴェレット・マッギル(大友龍三郎/若本規夫)
- トム・ブレーカー:ニック・マンクーソ(金尾哲夫/菅生隆之)
- ベイツ提督:アンディ・ロマーノ(塚田正昭/小林修)
- 将軍:カートウッド・スミス(池田勝/糸博)
[編集] スタッフ
- 監督:ジェフ・マーフィー
- 製作:スティーヴン・セガール、スティーブ・ペリー、アーノン・ミルチャン
- 共同製作:ジュリアス・R・ナッソー
- 音楽:ベイジル・ボレドーリス
- 脚本:リチャード・ヘイテム、マット・リーヴス
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
CIAは極秘に監視システムおよび粒子ビーム砲搭載の人工衛星「グレイザー1」を打ち上げた。打ち上げは見事に成功し一同は安堵した。しかし、そこの場には開発者であるトラビス・デインの姿はなかった。打ち上げを前に解雇され自殺したのだ。
一方、ケイシー・ライバックは姪との旅行に備え支度を整えていた。旅行はアメリカ大陸を横断する列車の旅で、疎遠になっていた姪との仲を修復するためにだった。姪のサラとライバックは衝突しながらも列車の旅をスタートさせた。二人が乗っている列車には、「グレイザー1」を打ち上げたスタッフが乗り込んでいた。しばらく旅は平穏に続いていたのだが、一発の銃声が轟き車内は騒然となる。列車は急停車し、ハイテク機器を装備した数十人のテロリストが乗り込み車内を占拠した。
たまたま調理室の冷蔵庫に逃れたライバックは、事なきを得て難を逃れる。しかし、姪のサラはテロリストたちに連行され、列車の一部に監禁される。恐怖にかられる車内に、死んだはずのトラビス・デインがテログループのリーダー、ペンと現れる。そして、持ち込んだハイテク機器を操作し、乗り込んでいた「グレイザー1」のスタッフから暗証コードを聞きだしスタッフを皆殺しにした。
操作権限を乗っ取ることに成功したデインは、世界の富豪による暗殺依頼のプレゼンテーションとして、予告した上で粒子ビーム砲で中国の秘密化学兵器工場を破壊してしまうのだ。乗っ取られた方の米軍のコントロール室は何もできないままに、その破壊の様を指をくわえて見る事となった。その直後にデインは世界の富豪からの暗殺請負で小銭を稼ぎ、デインのメインの目的である国防総省の地下にあるとされる原子炉の破壊をする、と政府に通告する。交換条件がない以上破壊そのものが目的である。ライバックは乗客乗員そしてアメリカ本土を救うことができるのか。ライバックのたった一人の反撃が始まるのだった。
[編集] 関連項目
- 沈黙の戦艦 - 1992年の映画
- 沈黙の要塞 - 1994年の映画
- 沈黙の断崖 - 1997年の映画
- 沈黙の陰謀 - 1998年の映画
- 沈黙のテロリスト - 2001年の映画
- 沈黙の標的 - 2003年の映画
- 沈黙の聖戦 - 2003年の映画
- 沈黙の追撃 - 2005年の映画
- 沈黙の脱獄 - 2005年の映画
- 沈黙の傭兵 - 2006年の映画
- 沈黙の奪還 - 2006年の映画