情事 (1960年の映画)
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『情事』（じょうじ、原題：L'avventura）は、1960年公開のイタリア・フランス合作映画。ミケランジェロ・アントニオーニ監督、 ガブリエル・フェルゼッティ、モニカ・ヴィッティ主演。日本初公開は1962年1月。
外交官の娘アンナは、倦怠期の恋人サンドロ、親友クラウディアとともにヨットで地中海に出る。立ち寄った小島で忽然と姿を消したアンナ。残された二人は行方を捜す旅に出るが、しだいに親密さは増し、やましさを覚えながらも情事に耽る。やがてアンナのことを口にしなくなった二人には、新しい恋が始まるかに見えたが……。
のちに「愛の不毛」三部作と呼ばれることになる作品群の第一作。公開当時、観客の期待を裏切る「腑に落ちない」結末で話題となり、行方不明のままのアンナに出頭を呼びかける新聞記事も出たという。
1960年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門賞を、市川崑監督の『鍵』と分け合っている。
[編集] スタッフ
- 監督 - ミケランジェロ・アントニオーニ
- 原案 - ミケランジェロ・アントニオーニ
- 脚本 - ミケランジェロ・アントニオーニ、トニーノ・グエッラ、エリオ・バルトリーニ
- 撮影 - アルド・スカヴァルダ
- 音楽 - ジョヴァンニ・フスコ
[編集] キャスト
- サンドロ - ガブリエル・フェルゼッティ
- クラウディア - モニカ・ヴィッティ
- アンナ - レア・マッセリ
ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品
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