川崎鶴見臨港バス塩浜営業所
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川崎鶴見臨港バス塩浜営業所(かわさきつるみりんこうバスしおはまえいぎょうしょ)は、神奈川県川崎市川崎区塩浜二丁目12-21に所在する川崎鶴見臨港バスの営業所で、主に同区内のうち、概ね国道132号以北の区域の路線を担当する。営業所記号はA。
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[編集] 沿革
[編集] 現行路線
[編集] 川01系統(久根崎線)
川崎駅東口より国道409号を経て殿町へ至る路線で、朝夕各1往復のみの運行である。ほぼ全線が京急大師線と並行する。 かつてはいすゞ自動車(いすゞ東門)まで運行されていたが、殿町付近をループする経路に変更された。
[編集] 川03系統(浮島町線)
- 川03:川崎駅前 - 藤崎一丁目 - 四ツ谷下町 - 出来野(下りのみ)- 江川一丁目 - 浮島バスターミナル
- 川03:川崎駅前 - 藤崎一丁目 - 四ツ谷下町 - 塩浜営業所入口 - 大師高校前(下りのみ)- 塩浜営業所
- 川03:浮島バスターミナル→殿町三丁目→江川一丁目
川崎駅東口より国道132号・産業道路・国道409号等を経て浮島バスターミナルへ至る路線で、川崎市バス塩浜営業所との共同運行である(川崎市バス塩浜営業所#県営埋立線(川崎鶴見臨港バスと共同運行)も参照)。
他にも塩浜営業所便や浮島バスターミナルから江川一丁目へ向かう路線も運行されている。江川一丁目便は殿町付近をループした後、川崎駅発便と同じ経路を走行し浮島バスターミナルへと戻っていく。
以前はカーフェリーとの接続のための便として市バス共々浮島町カーフェリー経由が存在したが、カーフェリーの休止と共に廃止されている。
[編集] 川21系統(水江町線)・川12系統
- 川21:川崎駅前 - さつき橋 - 大島四丁目 - 臨港警察署前 - 日立造船入口 - 水江町( - ゼロ・エミ工業団地)
- 川21:川崎駅前 - さつき橋 - 大島四丁目 - 臨港警察署前 - 日立造船入口 -日立造船前
- 川21:川崎駅前 - さつき橋 - 大島四丁目 - 臨港警察署前 - 塩浜営業所
- 急行:川崎駅前 - 銀柳街入口 - (途中通過) - 臨港警察署前 - 日立造船入口 水江町( - ゼロ・エミ工業団地)
- 急行:川崎駅前 - 銀柳街入口 - (途中通過) - 臨港警察署前 - 日立造船入口 - 日立造船前
- 川12:水江町→臨港警察署前→大島四丁目→労働会館前→市役所前→川崎駅前
- 川12:日立造船→臨港警察署前→大島四丁目→労働会館前→市役所前→川崎駅前
- 川12:塩浜営業所→臨港警察署前→大島四丁目→労働会館前→市役所前→川崎駅前
川崎駅東口より新川通り、市道皐橋水江町線を経由する路線。原則として、市道の終点に近い水江町まで行く路線と、日立造船入口から分岐し日立造船へ行く路線とが交互に運行される。塩浜営業所行きは臨港警察署前から産業道路に入り、塩浜営業所まで行く。深夜バスも運行される。
[編集] 川22系統(三井埠頭線)
- 川22:川崎駅前 - さつき橋 - 浜町三丁目 - 扇橋 - 三井埠頭
- 急行:川崎駅前 - 銀柳街入口 - (途中通過) - 浜町三丁目 - 扇橋 - 三井埠頭
川崎駅東口より新川通りを直進し、扇町駅に近い三井埠頭までを結ぶ路線である。四ツ角(大島四ツ角)~扇橋までは川13と並走する。
[編集] 川23系統(大師線)
- 川23:川崎駅前 - さつき橋 - 追分 - 四ツ角 - 藤崎一丁目 - 大師
臨港バスの路線の中でも最も歴史のある路線。元は1924年に大島自動車商会によって開設された川崎駅~大島四つ角(現・四ツ角)の路線が原形となっている。後に川崎大師まで延長され臨港バスの路線となった。 2003年には国土交通省関東運輸局によって「関東乗合バス100選」の路線の一つに選定されている。 日中でも1時間に5~7本と本数が多い。ちなみに「大師」停留所は川崎大師駅の目の前である。
正月三が日には川崎大師への直通運転も行われる。塩浜のみならず、他の営業所もこの路線を担当する。
[編集] 川崎病院線
- 川崎駅前 - 川崎病院
- 2001年4月4日:開設
川崎駅前と川崎病院をノンストップで運行する路線である(川崎市バス塩浜営業所との共同運行)。平日のみの運行。
[編集] 他営業所への移管路線
[編集] 川02系統(日出町線)
- 川02:川崎駅前 - 藤崎一丁目 - 日出町 - 殿町
川崎駅(東口)前から国道132号等を経て日出町・殿町へ至る路線である。2003年に神明町営業所へ移管(臨港グリーンバスへ委託)された。
[編集] 廃止路線
[編集] 車両
一般路線車のみ在籍し、いすゞ車(エルガ、エルガミオ)をメインに、三菱ふそう(エアロスター・エアロスターMM)や日野車(レインボー・ブルーリボンシティハイブリッド)も在籍する。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- ぽると出版 『バスラマ・インターナショナル』 No.105 「バス事業者訪問116 川崎鶴見臨港バス」 2007年12月25日、ISBN 978-4-89980-105-4