岩橋邦枝
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岩橋 邦枝（いわはし くにえ、女性、1934年10月10日 - ）は、作家。
広島市生まれ。お茶の水女子大学卒。本姓・根本。1954年、在学中に「つちくれ」で『文藝』全国学生小説コンクールに当選、発表。短編集『逆光線』を上梓する。1982年、『浅い眠り』で平林たい子文学賞、1986年、『伴侶』で芸術選奨新人賞、1992年、『浮橋』で女流文学賞、1994年、『評伝 長谷川時雨』で新田次郎文学賞受賞。日本文藝家協会理事、新田次郎文学賞選考委員。
[編集] 著作
- 逆光線 三笠書房, 1956
- 蜜の渇き 実業之日本社, 1972
- 静かなみじかい午後 河出書房新社, 1976
- 浅い眠り 講談社, 1981
- 愛と反逆 近代女性史を創った女たち 講談社, 1984
- 真夏日 講談社, 1984
- 伴侶 新潮社, 1985
- 岩橋邦枝の誹風柳多留 集英社, 1987 (わたしの古典) のち文庫
- 中空に 講談社, 1987
- 迷鳥 講談社, 1988
- ためらいの時 講談社, 1989
- 干拓地の春 岩橋邦枝自選短篇集 学芸書林, 1989
- 好色五人女/堀川波鼓 講談社, 1990 (古典の旅) のち文庫
- 浮橋 講談社, 1992
- 評伝長谷川時雨 筑摩書房, 1993 のち講談社文芸文庫
- 泡沫の秋 新潮社, 1995
- 夢の火 講談社, 1999
- 月の光 講談社, 2002
[編集] 翻訳
- 光りよ・ここに リチャード・ゲェーマン 四季社, 1961
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