安鎮坂
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安鎮坂（あんちんざか）は東京都港区と新宿区の境界になっている赤坂御用地の北側に沿った都道にある坂道。別名、権太坂、権田原坂。
[編集] 由来
安鎮坂の名は付近に安鎮大権現の小社があったことに由来する。別名の権田原坂は付近に屋敷のあった権田氏、あるいは権田原僧都の碑にちなむなど諸説ある。
[編集] 位置
坂上は権田原交差点(ごんだわら)で外苑東通りと交差する。坂の左手には明治記念館が、右手には赤坂御用地で東宮御所がある。北東方向に下ってゆくと左手に東京都神社庁やみなみもと町公園があり鮫河橋坂（さめかわはしざか）につながる。坂下のみなみもと町公園辺りは低い湿地で、かつては沼から鮫川が東南の赤坂溜池に流れていた。湿地は江戸時代に外堀工事の残土で埋め立てられ、町屋となった。
坂の両側は栃ノ木の並木になっている。また、赤坂御用地の樹木などもあり都心では希な緑の多い静かなたたずまいである。
[編集] その他
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