学校内における無差別殺傷事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
学校内における無差別殺傷事件(がっこうないにおけるむさべつさっしょうじけん)では、学校において無差別殺人の犯行または未遂により死傷者が出た事件の一覧について記述する。
目次 |
[編集] アジア
[編集] 日本
- 2001年6月8日 - 大阪府池田市・大阪教育大学附属池田小学校。37歳の男が校内に侵入し、包丁で児童と教師に次々と斬り付ける。児童8名が死亡・児童13名と教師2名が負傷。→附属池田小事件
- 2005年2月14日 - 大阪府寝屋川市・寝屋川市立中央小学校。同校OBの男が校内に侵入。包丁で教師2名に斬り付け1名が死亡、もう1名が負傷。
[編集] 南北アメリカ
[編集] アメリカ合衆国
- 1966年8月、オースティン州テキサス大学。元海兵隊員の学生が銃を乱射。13人死亡。31人負傷。犯人1人が警備隊により射殺。(テキサスタワー乱射事件参照)。
- 1979年1月、サンディエゴの小学校で16歳の少女がライフル銃を乱射。小学生8人と警察官1人が負傷、校長と保護者1人が死亡。(哀愁のマンデイ参照)
- 1997年、ケンタッキー州の高校。3人死亡。
- 1998年3月、アーカンソー州ウェストサイド中学校。11歳と13歳の男子中学生が銃を乱射。5人死亡。
- 1999年4月、コロラド州コロンバイン高校。男子生徒2名が犯行。13人死亡(内、生徒12人、教師1人)。犯人2名自殺。(コロンバイン高校銃乱射事件を参照)
- 2000年、ミシガン州の小学校。1人死亡。
- 2001年、カリフォルニア州の高校。2名死亡。
- 2002年1月、バージニア州グルンディーロースクール。退学させられた男が犯行。3人死亡(学長、教授、学生各1名)。3人負傷。
- 2005年3月、ミネソタ州北部レッドレイク高校。16歳の生徒が犯行。7人死亡(生徒5人、教師1人、警備員1人)。
- 2006年9月、ウィスコンシン州のある高校。15歳の生徒が犯行。校長が死亡。
- 2006年10月、ペンシルバニア州のある学校。牛乳の配達員が犯行。14人死亡(6~14歳の女子生徒)。犯人自殺。
- 2007年、ワシントン州ワシントン大学。1人死亡。
- 2007年4月、ヴァージニア工科大学。男子学生が犯行。32名死亡(学生および教授)。犯人自殺。(バージニア工科大学銃乱射事件参照)
[編集] カナダ
[編集] 中南米
[編集] ヨーロッパ
- 1964年6月12日 - 西ドイツ・ケルンの小学校。42歳の男が児童6名・教師2名を殺害。
- 1996年3月13日 - イギリス・スコットランドのダンブレーン初等学校。児童16名・教員1名が死亡。
- 2002年4月26日 - ドイツ・エアフルトのギムナジウム。13人死亡。この事件の犯人がファーストパーソン・シューティングゲームの「カウンターストライク」に耽溺していたと報じられ、コンピュータゲームの暴力表現に対する非難が高まったことを受けて青少年保護法が全面改正され、審査機関・Unterhaltungssoftware Selbstkontrolle(USK)が設立された。
- 2002年4月29日 - ボスニア・ヘルツェゴビナのブラセニカで17歳の少年が私怨から教師1名を殺害、別の教師1名に重傷を負わせた後に自殺。
- 2004年9月1~3日 - ロシア・北オセチアのベスラン第一中等学校がチェチェン独立派を中心とする武装勢力に占拠される。ロシア軍との銃撃戦により350名以上が死亡、700名以上が負傷したとされるが実数は不明。→ ベスラン学校占拠事件
- 2006年11月20日 - ドイツ・エムスデッテンの中学校で同校の卒業生(18歳)が11名に重軽傷を負わせた後に自殺。暴力表現を含むコンピュータゲームの未成年者に対する販売・譲渡だけでなく製造やプレイまで一切禁止する内容の青少年保護法強化案が連邦議会に緊急上程され、可決される。
- 2007年11月7日 - フィンランド・トゥースラのヨケラ高校。同校3年生(18歳)が銃を乱射し、その後、自ら銃で頭を撃ち、病院に運ばれるも、死亡。(自殺した実行犯含む)生徒8名、校長が死亡、11名が負傷。