大阪くらしの今昔館
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情報 | ||||
正式名称 | {{{正式名称}}} | |||
愛称 | 大阪くらしの今昔館 | |||
前身 | {{{前身}}} | |||
専門分野 | 大阪の都市居住に関する歴史と文化 | |||
事業主体 | {{{事業主体}}} | |||
管理運営 | {{{管理運営}}} | |||
年運営費 | {{{年運営費}}} | |||
延床面積 | 3,640.86m² | |||
研究職員 | {{{研究職員}}} | |||
開館 | 2001年4月 | |||
閉館 | {{{閉館}}} | |||
所在地 | 〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋6丁目4番20号大阪市立住まい情報センター7~10階 |
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電話 | 06-6242-1170 |
住まいのミュージアムは、大阪の都市居住に関する歴史と文化をテーマとする日本で最初に開館した、住まい専門の博物館である。江戸時代後期から戦後にかけての住居に関する資料や模型が展示されている。大阪市天神橋筋六丁目駅からすぐの大阪住まいの情報センター8~10階にある。 愛称は 大阪くらしの今昔館。
目次 |
[編集] 設立の目的と沿革
大阪くらしのミュージアムは、「住まい」をテーマとした日本初の専門博物館である。高度な学術性を踏まえ、市民の目線に立って歴史を読み解き、見せる展示を超えた「体感する」展示を目的とし、「住まいと暮らし」の情報交流拠点としての集客型ミュージアムを基本理念としている。 1990年に「大阪市内の住宅に関する情報サービスや相談、さらに新しい住まいや大阪の都市居住の歴史などについても知ることができる総合的な住情報拠点」として、現在の「住まい情報センター」の構想が位置づけられた。1999年11月に大阪市立住まいの情報センターが開設され、1年半後の2001年4月に大阪市立住まいのミュージアムが誕生した。大阪の都市居住の歴史を楽しく学ぶ中核施設、また「住む町・大阪」に対する愛着とイメージアップを図る住情報の拠点として、住まい情報センターの活動の一翼を担っている。2002年4月には、愛称として「大阪くらしの今昔館」が決定した。
[編集] 展示内容
ミュージアムは住まいの情報センターの最上階8~10階に設けられている。エントランスの8階からエスカレータで10階の展望フロアに到達し、9階の<なにわ町家の歳時記>、8階の<モダン大阪パノラマ遊覧>に降りてくる構成となっている。
- 10階 展望フロア 桂米朝の歓迎の挨拶が流れ、9階の江戸時代の大坂の町並みが一望できる。なお米朝は、町並みの解説の音声ガイド(有料)・9階で随時上映されるガイダンスシアターも担当している。
- 9階 なにわ町家の歳時記 ミュージアムの目玉である9階は江戸時代の天保期(1830年代)の大坂の町家と町並みを専門家による学術的考証のもとに、伝統的工法を用いて実物大で復元し、家具・調度を置いて当時の暮らしを再現している。木戸門を入ると、大通りの両側には商家が並び、路地の奥には裏長屋がある。来館者は町の中を自由に散策し、展示史料は原則として自由に手にとって触れることができる。また、音と光によって朝・昼・晩の時間の変化を演出し、屋外のように1日の変化を体験できる。さらに、春から夏までは天神祭のしつらいを再現した「夏祭りの飾り」、秋からは商いの店先の様子を再現した「商家の賑わい」をテーマとした展示となる他、年中行事や季節ごとにに変わる座敷のしつらいを楽しむことができる。また、町家の御座敷などを舞台にして落語や講談、お茶会等のイベントや、子どもを対象としたおじゃみ作りや折り紙などのワークショップも随時行っている。
- 8階 モダン大阪パノラマ遊覧 近代から現代への住まいの近代化と市民生活の諸相を精巧な模型、映像、実物資料でたどることができる。明治から戦後にかけての大阪を代表する住宅地を再現した「住まいの大阪六景」を中心に、ルナパークや心斎橋商店街などの模型が展示されている他、大型映像と駆動式の模型を組み合わせた人形劇「住まいの劇場」の展示は、8階の目玉のひとつとなっており、八千草薫が主人公の声を担当している。
- また8階企画展示室では、主に建築や大阪に関わる企画展を定期的に行っている。
[編集] 建物
- 鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) 地下1階・地上10階建塔屋付
- 敷地面積:3,392.49m²(うち大阪市部分2,113.56m²)
- 延床面積:19,560.10m²(うち住まいのミュージアム部分3,640.86 m²)
[編集] 交通
- 地下鉄谷町線・堺筋線、阪急線「天神橋筋六丁目」駅下車 3号出口より住まい情報センター建物の地階へ連絡、エレベーターで8階へ。
- JR大阪環状線「天満」駅から北へ徒歩7分
- タクシー JR「大阪」駅御堂筋南口から都島通り経由、約2km、7分
- 車 阪神高速道路「守口線」長柄出口から都島通り経由、約500m
[編集] 利用案内
- 開館時間 午前10時~午後5時(入館は4時半まで)
- 休館日 火曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(日曜日、月曜日の場合を除く)第3月曜日(祝日、振替休日の場合はその週の水曜日)、年末年始(12/26~1/3)
- 観覧料 一般 600円 団体(20人以上) 540円 高大生 300円 団体(20人以上) 270円 中学生以下、障害者、市内居住の65才以上の方は無料(証明書要提示)有料特別展開催期間中は、別途料金が必要。
[編集] 参考文献
- 住まいのかたち暮らしのならい 大阪市立住まいのミュージアム図録(2001年、平凡社)