増田ジゴロウ
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増田ジゴロウ(ますだじごろう)とは、テレビ神奈川(tvk)が制作したバラエティ仕立ての音楽番組『saku saku』に番組開始当初から2005年7月1日まで出演し、USENが手がける動画配信サイト『Gyao』制作の番組『溜池Now』に第37回まで出演していたキャラクター。
現在は、長野朝日放送の「増田オンチュー」に出演中。デザイン担当はDice-K Express。
ここでは同じくDice-kがデザインを手掛け、ジゴロウとともにsaku sakuの顔であった『ペパー』についても触れる。
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[編集] 増田ジゴロウ
- 埼玉県熊谷市生まれ(増田おばちゃんの秘密の化学繊維工場うまれ)という設定。誕生日は3月21日、年齢は4億56歳。
- サイコロをモチーフにしている。賽の目が4~6しかない「シゴロ賽(さい)」が名前の由来らしい。番組内では、横浜市にあるアパート「エスポワ~ル横浜第2」の管理人という設定になっている。ジゴロウと接続して後ろから操る人(担当)は自称「黒幕」。普段の素の黒幕から性格が微妙に変化するらしい(番組中の木村カエラの発言から)。
- また、ハードウェア的な機能も持っており、俺パソに接続するとプリンタの役割を果たす。
- 番組収録中、手持ちぶさたな木村カエラに右足をグニグニされているため、左足に比べて右足がかなりへたっている。
- アニメ業界にもサクサカー(saku sakuのファン)が多いと思われ、『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』や『フタコイオルタナティブ』などの作品にジゴロウのパロディキャラらしきものが登場するシーンがある。
- 途中でマペットが代替わりしてver.2.0・ver.3.0と呼ばれた。代替わりにより腹の「俺」と書いた部分や目の位置などデザインとボイスチェンジャーの声質が若干変わっている。
- saku saku降板後、製作者である「増田のおばちゃん」の元で整備され、大事に保存されていると思われたが、GyaO制作の「溜池Now」に突如出演、中川翔子と共演した。ただし操縦者は「黒幕」とは別人で、第5回放送まではセリフはフキダシで表示されていたが、第6回から喋り出した。(デザインを担当したDice-kのコピーライト表記あり)
- キャラクターデザインが若い女性を中心に受け、saku sakuの放送のない地域でも人気を集めている。キャラクター商品の累計売上は2004年9月時点で30万個を超えている[1]。
[編集] ペパー
- saku sakuスタート時から関わってきたご意見番(金田真人、故人)の実体化したキャラ。主にジゴロウとカエラのトークに対するツッコミ担当。フローリング床の部屋に住んでいる。一度、自分の部屋で木村カエラ抜きでジゴロウとゲームをしたことがある。
- DVDコーナー、ゲームコーナーを担当している。スタジオが寒い空気になる発言をすると、頭からミノフスキー粒子を出すこともある(ジゴロウなどはこれを「ミノフる」とよんでいる)。
- GyaO制作の「溜池Now」にもジゴロウが喋り始める前まで出演していた。なお、頭から出すものはコショウに変更されている。
[編集] 増田ジゴロウ・ペパーsaku saku降板問題
あかぎあい時代から番組の顔として出演してきた増田ジゴロウは、グッズも大変売れsaku sakuの顔といっても間違いないほどのキャラクターであった。しかし、2005年6月27日の放送で同年7月1日に引退することを発表。ジゴロウ・ペパーのデザイナーであるDice-K Expressも自身のブログにて『一切聞いていなかった』と発言。また、ジゴロウグッズ発売当初からtvk、ミューコムなどと権利関係でもめていたとも発言している。それに関連し、ジゴロウの製作者である増田のおばちゃん(Pb'-factory)も自身のWebサイトでこの問題について発言した(現在このコメントは閲覧出来ない)。
tvk側からの説明は、数日後神奈川新聞にこの件に関しての記事が掲載されるまで一切無かったためDice-K Expressが被害者としての風潮があった。しかし、記事によると、Dice-K Expressが常識外のロイヤリティを要求したため契約を打ち切ったとなっていた。これに対しDice-K Expressはブログにて、プロデューサーから著作権の放棄を求められた、神奈川新聞はtvkの大株主であり公平な報道がされていない、記事はtvk側を擁護する内容になっている、などと反論した。
なお、2005年4月1日をもって「増田ジゴロウ・ペパー」の著作権はDice-K Express側に戻ったが、これをもって「saku saku」のDice-K Express制作のオープニングCGが他社制作のもの(現行のもの)に変更され、ハガキやメールが読まれる際の名前のクレジットからもジゴロウが消え、ブルーバックになってしまった。ジゴロウ出演最終週の黒幕の「今週は黒幕強化週間ですから」というのは見事に事の本質を突いている(余談だが、2006年4月の改編でtvkにおけるDice-K Expressがオープニングを手がけた番組はすべて打ち切りになり、これでtvkやミューコムとDice-K Expressは完全に袂を分かつ結果になった)。
番組内では『元老院議会の決定により、ジェダイである黒幕がFIFFA(Federation International FuwaFuwa-kei Association、最初期は「FIFA」であった)に所属する違うモビルスーツを動かすことになった』という説明がされた。これは裏側で発生した権利上のトラブルを、番組内での設定に組み込むことにより消化を図ったものである。「FIFFA」の表記方法の訂正などに、設定を急務で行った綻びが見られる。
しかし、黒幕は1週間投げやりな発言をしたり(『どうせ俺今週で引退だし』や『俺もう終わりだ』など)、やけにジゴロウを乱暴に扱ったりしている。最後に『実際にはよくわかっていない、腑に落ちないところもある』『大人の争いに巻き込まれた』、そして『笑いは会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ』と事の核心を匂わせる発言をして引退をした。ちなみにキャラクターそのものが引退したのであって、翌週(2005年7月4日の週)からも黒幕やご意見番は出演している(ご意見番は既述のとおり、約1ヵ月後の8月9日に亡くなってしまった)。
その後、撮影で使用されていたジゴロウ・ペパーの人形は出番終了後「増田のおばちゃん」の元で修復され保管されていたというが、動画配信サイトGyaOで2006年2月に始まった新番組「増田ジゴロウ MZ-4946」にペパーと共に出演を開始した(現在の「溜池Now」の前身)。この番組にはsaku sakuを意識したと思われる場面(ショートカットの女性、口から衝撃波を放つなど)がいくつか登場する。とはいえ、tvk側は著作権を放棄しているため口出し出来る立場ではない。ただし造形そのものの著作権はDice-K Expressが持つとはいえ、キャラクターの性格付けや行動パターンなどは黒幕が番組内で試行錯誤を繰り返して構築したものである。
「saku saku」2006年9月25日放送分において、黒幕はジゴロウのことを「ああ、前いたヤツね」と言い、「火事で死んだ」と発言し、増田ジゴロウとの決別を表した。
[編集] そして溜池Nowも降板へ
その後「溜池Now」に出演し、一定の人気を得ていた増田ジゴロウであったが、第38回から「ジゴロウPは永いの旅に出ました」というナレーションとともに突如出演しなくなった。中川翔子の2007年8月20日のブログには「翔子詳細しらないんだけどかなりいろいろあったらしい」「うわーんバイバイもしてないままいきなりいなかったんよ!(´;ω;`)どーしてー(´;ω;`)」「大人の事情でジゴロウはいなくなりましたが」と記載されている。tvk・ミューコムの際と同様、Gyao側とDice-Kとの間でまたも何らかのトラブルが起こったと考えられる。 なお、2008年1月23日発売のDVD「全国的ローカル情報番組 溜池NOW vol.1」「全国的ローカル情報番組 溜池NOW vol.2」でジゴロウ時代の溜池Nowを見る事ができる。
[編集] 増田オンチュー
2007年11月7日より、長野朝日放送にて、椎名法子とともに「増田オンチュー」に出演している。2008年4月5日より、BS朝日にてネット開始。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 「増田オンチュー」のホームページ
- 溜池Now 中川翔子、増田ジゴロウ、御意見番☆ペパー 出演の"アキバ系"情報番組
- おっす!俺★部(増田ジゴロウのホームページ)