北星学園女子中学高等学校
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北星学園女子中学高等学校(ほくせいがくえんじょしちゅうがくこうとうがっこう、英称:Hokusei Gakuen Girls' Junior & Senior High School)は、北海道札幌市中央区にあるプロテスタント系の私立の中学・高等学校である。
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[編集] 概要
学校の歴史は古く、1887年にアメリカのニューヨーク州出身の長老派の伝道師サラ・クララ・スミスによって、札幌市で最初の女子教育の場として開校した、スミス女学校が始まりである。
スミス女学校は、学校の運営母体である学校法人北星学園の前身であることから、北星学園女子中学高等学校は学園内では最も古い歴史と伝統を持つ由緒ある学校でもある。
[編集] 沿革
- 1887年 伝道師サラ・クララ・スミス女史により、スミス女学校として開校
- 1894年 新渡戸稲造の進言により、「北星女学校」と改称
- 1947年 学制改革により北星学園中等部・高等部となる
- 1962年 「北星学園女子中学高等学校」と改称
- 2004年 中高6年間一貫教育スタート
[編集] 学科(高等学校)
全日制課程
[編集] 備考
「札幌市の木」となっているライラックは、サラ・クララ・スミス女史がアメリカの自宅から札幌に持ち込み繁殖したものであり、当時のスミス女学校と北大植物園にそれぞれ植樹がなされたのが始まりである。
スミス女学校に植樹されたものは戦時中に敵国の木として伐採されてしまったが、北大植物園では現在でも一番古い株として当時からの歴史を引き継ぐライラックを見ることができる。