作田啓一
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作田 啓一(さくた けいいち、1922年1月 - )は、日本の社会学者。山口県山口市出身。京都大学文学部哲学科卒業。現在・京都大学名誉教授。父は京都帝大教授・満州建国大学副総長だった経済学者の作田荘一である。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『恥の文化再考』(筑摩書房, 1967年)
- 『深層社会の点描』(筑摩書房, 1973年)
- 『価値の社会学』(岩波書店, 1980年/岩波モダンクラシックス, 2001年)
- 『ジャン-ジャック・ルソー――市民と個人』(人文書院, 1980年)
- 『個人主義の運命――近代小説と社会学』(岩波書店[岩波新書], 1981年)
- 『デュルケーム』(講談社, 1983年)
- 『ドストエフスキーの世界』(筑摩書房, 1988年)
- 『仮構の感動――人間学の探求』(筑摩書房, 1990年)
- 『ルソー――市民と個人』(筑摩書房, 1992年)
- 『生成の社会学をめざして――価値観と性格』(有斐閣, 1993年)
- 『三次元の人間――生成の思想を語る』(行路社, 1995年)
- 『個人』(三省堂, 1996年)
- 『生の欲動――神経症から倒錯へ』(みすず書房, 2003年)
[編集] 共編著
- (古田光・生松敬三)『近代日本社会思想史』(有斐閣, 1968年)
- (中野卓・浜島朗)『教材社会学』(有斐閣, 1968年)
- (日高六郎)『社会学のすすめ』(筑摩書房, 1968年)
- (富永茂樹)『自尊と懐疑――文芸社会学をめざして』(筑摩書房, 1984年)
- (井上俊)『命題コレクション社会学』(筑摩書房, 1986年)
- (木田元・亀山佳明・矢野智司)『人間学命題集』(新曜社, 1998年)
- (鶴見俊輔)『欲動を考える』(編集グループSURE, 2006)
[編集] 訳書
- T・パーソンズ, E・A・シルス編『行為の総合理論をめざして』(日評新社, 1960年)
- エーリッヒ・フロム『希望の革命――技術の人間化をめざして』(紀伊国屋書店, 1969年)
- F・L・K・シュー『比較文明社会論――クラン・カスト・クラブ・家元』(培風館, 1971年)
- エーリッヒ・フロム『破壊――人間性の解剖(上・下)』(紀伊國屋書店, 1975年)
- ルソー『社会契約論/人間不平等起源論』(白水社, 1991年)