伊藤佐喜雄
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伊藤 佐喜雄(いとう さきお1910年(明治43年)8月3日 - 1971年(昭和46年)10月17日)は作家で翻訳家。島根県津和野生まれ。佐藤春夫、川端康成に師事する。1936年(昭和11年)第二回「芥川賞」に「面影」と「花の宴」の2作が候補に挙がるが、折しも二・二六事件が勃発。審査が中止されるという不運に見舞われた。1949年「花の鼓笛」で第9回池谷信三郎賞を受賞。日本浪曼派の作家で、代表作は「森鴎外」、「生ける験」、「出雲路」、「美しき名を呼ぶ」他。偕成社の児童向け名作文庫の訳者としての顔も持つ。
女優の伊沢蘭奢は実母。