仁山駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
仁山駅 | |
---|---|
にやま - Niyama | |
◄H70 渡島大野 (3.3km)
(5.8km) 大沼 H71►
|
|
駅番号 | ○H69 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線(本線) |
キロ程 | 21.2km(函館起点) |
所在地 | 北海道亀田郡七飯町仁山 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1943年(昭和18年) |
備考 | 無人駅。 |
仁山駅(にやまえき)は、北海道亀田郡七飯町仁山にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はH69。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。赤屋根の木造駅舎が1つあるが無人駅である。七飯駅によって管理され、夜間の連絡先は五稜郭駅である。
分割民営化以前にはこの駅は信号場とされており、営業キロの設定はなかったが、当時から臨時乗降場扱いでの旅客の取り扱いがあった。CTC化以前は、運転要員が配置され、駅長の職名は「仁山信号場駅長」であった。当時は「(信)仁山駅発行」と記載された乗車券も発売していたが、大中山駅、鹿部駅、渡島砂原駅とともに1985年(昭和60年)ごろ無人化、しかし余剰人員対策の絡みがあり、その後も乗車券の販売を継続していた。この間は管理駅が渡島大野駅となったので「B渡島大野駅発行」と記載された乗車券を発売していた。当駅の完全な無人化は1986年(昭和61年)11月1日と思われる(この時に、青函局では大幅な無人化が実施され、管理駅の渡島大野駅も無人化された)。
駅は勾配上に設けられており、かつて客車普通列車が運転されていた頃は、下り列車に限りスイッチバックの要領で引込み線に一旦後退してから発車していた。上り列車に関しては、進行方向に向かって下っているのでその必要は無かった。引込み線は「加速線」とも呼ばれ、現在も活用こそされてはいないが残っており、本線と繋がっている上に信号も生きており、ポイントも遠隔操作されている。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1936年(昭和11年)9月15日 - 国有鉄道の仁山信号場として設置。
- 1943年(昭和18年) - 仮乗降場(局設定)として旅客取扱い開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。同時に旅客駅に昇格、仁山駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
函館本線(函館~長万部) |
---|
函館 - 五稜郭 - 桔梗 - 大中山 - 七飯 - 渡島大野 - 仁山 - 大沼 - 大沼公園 - 赤井川 - 駒ヶ岳 - 東山 - 姫川 - 森 - 桂川 - 石谷 - 本石倉 - 石倉 - 落部 - 野田生 - 山越 - 八雲 - 鷲ノ巣 - 山崎 - 黒岩 - 北豊津 - 国縫 - 中ノ沢 - 長万部(>>小樽・東室蘭方面) 砂原支線 : 大沼 - 池田園 - 流山温泉 - 銚子口 - 鹿部 - 渡島沼尻 - 渡島砂原 - 掛澗 - 尾白内 - 東森 - 森 |