上村頼興
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上村 頼興(うえむら よりおき、延徳2年(1490年) - 弘治3年3月21日(1557年4月20日))は相良氏の一族。上村頼廉の子で相良晴広の実父。妻は上村長国娘。子に上村頼孝。
相良義滋を補佐し、義滋に長男・晴広を養嗣子として差し出した。やがて実子の晴広が相良氏の家督を継承すると、それを裏から操って相良氏を牛耳り、さらには弟(上村長種)や義兄(岡本頼春)を自身の権力欲のために謀殺するなど、稀代の謀略家でもあった。
頼興の気質を息子達も受け継いでおり、優れた政治力を持ち、謀略や暗殺を多々行っている。
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