三峰川
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三峰川(みぶがわ)は、長野県伊那市を流れる天竜川水系の一級河川。天竜川水系における最大の支流である。流路延長は56.8キロメートル、流域面積は481.4平方キロメートル。
[編集] 地理
長野県伊那市の南東部に位置する南アルプス仙丈ヶ岳(日本百名山)の南西に源を発し、塩見岳に向かい南流。巫女淵地点で大きく蛇行して塩見岳の北西で反転北流し、以後はフォッサマグナに沿い小瀬戸峡を形成しながら流れ、美和ダム地点を通過すると城下町・高遠に入る。高遠城址付近で藤沢川を合わせると流路を西に変え、河岸段丘・扇状地を形成しながら伊那市伊那部(伊那市役所付近)で天竜川へ合流する。
流域は急峻(きゅうしゅん)な地形のため、古くから「暴れ川」として知られている。伊那谷36災害などの多くの災害を発生させた。治水のため多数の堰堤や多目的ダムが存在する。
[編集] 支流
- 兎台谷
- 柳沢
- 小横川
- 大横川
- 枝沢
- 黒檜谷
- 熊沢
- 荒川
- 北荒川
- 南荒川
- 大黒沢
- 小黒沢
- 南沢
- 抜沢
- 鎧岩沢
- 東風巻谷
- 小瀬戸谷
- 船形沢
- 丸山谷
- 南沢
- 北沢
- 塩沢
- 菰立沢
- 薙沢
- 伊東沢
- 粟沢川
- 熊堂沢
- 黒川
- 小黒川
- 東谷
- 笹ヶ平沢
- 白岩谷
- 大久保谷
- 戸台川
- 薮沢
- 平右衛門谷
- 薮沢
- 屋合沢
- 尾勝谷
- 口南沢
- 塩沢
- 穴沢
- 小黒川
- 女沢
- 小犬沢
- 大犬沢
- 山室川
- 座頭沢
- 八株沢
- 初ノ沢
- 栗立川
- ワチバ沢
- 半対沢
- 宮沢川
- 筒張沢
- 青汀沢
- 鹿塩沢
- 藤沢川
- 松倉川
- 渡沢川
- 黒沢川
- 猪鹿沢
- 新山川