ヴィンディクティヴ (空母)
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艦歴 | |
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発注: | |
起工: | 1916年7月 |
進水: | 1918年1月17日 |
就役: | 1918年10月1日 |
退役: | |
その後: | 1946年に解体 |
除籍: | 1945年 |
性能諸元 | |
排水量: | 満載 12,190t |
全長: | 605フィート |
全幅: | 65フィート |
吃水: | 20.5フィート |
機関: | 蒸気タービン4軸 60,000hp |
最大速: | 30ノット |
航続距離: | 5,400海里(巡航速度:14ノット) |
乗員: | |
兵装: | 7.5インチ砲4門 12ポンド砲6門 |
搭載機: | 8機 |
ヴィンディクティヴ (HMS Vindictive) は、イギリス海軍のホーキンス級重巡洋艦。建造中に航空母艦に改装されたが、後に巡洋艦に復している。
[編集] 艦歴
キャベンディッシュ (Cavendish) 級巡洋艦の一番艦として建造が開始されたが、建造途中で航空母艦へ改装され、第一次世界大戦中のオステンド閉塞艦として沈められたアローガント級巡洋艦の名を受け継いで、就役した。艦の中央部は巡洋艦のままであり、前方に発艦用に100フィート、後方に着艦用に215フィートの飛行甲板と8機の航空機を搭載する格納庫を設けていた。
1919年7月、ソヴィエト・ロシアの海軍基地があるクロンシュタットの攻略を支援するためバルト海へ進出している。
1924年、巡洋艦への改装が行われたが艦の前方にカタパルトによる航空機運用設備が残され、水上機の代わりにカタパルトを有する最初のイギリス巡洋艦となった。1937年には練習艦となったが、1939年に工作艦として改装された。1942年までは南大西洋で、以後1944年までは地中海でイギリス海軍の活動を支援した。1945年、本国艦隊で予備として保管されたが、ほどなく解体された。
[編集] 外部リンク
- History of the World's Navy's (英語)
- u-boat.net (英語)
- RAF Museum (英語)
ホーキンス級重巡洋艦 |
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