ルシアン・ブーテ
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基本情報 | |
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本名 | ルシアン・ブーテ |
通称 | Le Tombeur |
階級 | スーパーミドル級 |
国籍 | ルーマニア |
誕生日 | 1980年2月28日(28歳) |
出身地 | ルーマニア, ガラツィ県, ガラツィ |
命日 | |
死地 | |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 22 |
勝ち | 22 |
KO勝ち | 18 |
敗け | 0 |
引き分け | |
無効試合 |
ルシアン・ブーテ(Lucian Bute、1980年2月28日 - )は、ルーマニア出身のプロボクサー。現IBF世界スーパーミドル級チャンピオン。現在カナダのモントリオールに居住してカナダを中心に活動している。祖国ルーマニアではアマチュアボクシングで活躍しており、プロデビュー後は15戦連続KO勝利するなどパンチ力のあるサウスポーである。しかし、しっかりとした防御技術も兼ね備えており、全勝のまま世界チャンピオンになった。ヨーロッパでは大変人気のある選手である。
目次 |
[編集] 来歴
[編集] アマチュア時代
ルーマニアでアマチュアボクシングを始め、1999年にはルーマニアのウェルター級代表としてアマチュア世界選手権に出場し、銅メダルを獲得した。2000年のシドニーオリンピック出場は逃してしまうが、カナダのプロモーターに見出され、移住してプロボクシング転向を目指す。
[編集] プロ時代
2003年11月22日にケベックでプロデビューする。KO勝利を続けたまま2005年2月19日には空位のNABF北米ライトヘビー級タイトルを獲得。3月18日には空位のNABA北米スーパーミドル級タイトルを獲得する。さらに9月16日には空位のWBC米大陸スーパーミドル級タイトルとNABF北米スーパーミドル級タイトル同時に獲得した。プロデビュー後16戦目になる2006年3月24日のWBC米大陸タイトルの初防衛戦で初めてKO勝利を逃し12回3-0判定(ただしジャッジ3人ともフルマークの判定)で初防衛する。同年5月16日にはWBOインターコンチネンタルスーパーミドル級タイトルを獲得した。
多くの地域タイトルを獲得、防衛し着実にランキングを上げ全勝のまま、初の世界タイトル戦を2007年10月19日にアレハンドロ・ベリオと行い、11回TKOで勝利して世界王者となった[1]。
2008年2月29日、ウィリアム・ジョッピーと初防衛戦を行い、10回TKO勝ち。初防衛に成功した。
[編集] 獲得タイトル
- NABF北米ライトヘビー級王座
- NABF北米スーパーミドル級王座
- NABA北米スーパーミドル級王座
- WBC米大陸スーパーミドル級王座
- WBOインターコンチネンタルスーパーミドル級王座
- IBF世界スーパーミドル級王座
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
[編集] 脚注
前王者 アレハンドロ・ベリオ |
第14代IBF世界スーパーミドル級王者 |
次王者 |