リチャード・ドレイファス
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リチャード・ドレイファス Richard Dreyfuss |
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1989年、アカデミー賞授賞式後パーティーにて |
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本名 | Richard Stephen Dreyfus |
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生年月日 | 1947年10月29日(60歳) |
出生地 | アメリカ・ニューヨーク州 |
民族 | ユダヤ系アメリカ人 |
ジャンル | 俳優 |
活動期間 | 1964年- |
配偶者 | Svetlana Erokhin |
主な作品 | |
『卒業』 『ジョーズ』 『スタンド・バイ・ミー』 『オールウェイズ』 |
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受賞 | |
アカデミー主演男優賞 (1978年) ゴールデングローブ賞 (1978年) |
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リチャード・ドレイファス(Richard Dreyfuss, 1947年10月29日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。ニューヨーク市ブルックリンにてロシア系ユダヤ人の家庭に生まれる。9歳のとき、家族と共にロサンゼルスに移り住む。
1940年代後半(日本でいう戦後)生まれのハリウッドの主演男優たちの中ではデビューは比較的早く、高校生の時からテレビに出演し始めた。大学に入学したものの1年で中退して舞台にも立つようになった。舞台で名声を得、1967年、二十歳の時に映画デビュー。同年のダスティン・ホフマンの『卒業』や往年の大女優スーザン・ヘイワード主演の映画『哀愁の花びら』に端役で出演している。また、往年の人気ドラマ『ベン・ケーシー』にも出演している。
映画『グッバイガール』でアカデミー主演男優賞を受賞し、スターの座を確たるものにしたかに見えたが、ドラッグ問題でその後低迷。80年代末ころから復活、小柄な体格にユーモアの効いた個性を活かした役を得意とし、役者として円熟期に入った。
スティーブン・スピルバーグとは親しい間柄で、75年の『ジョーズ』に始まり現在まで彼の3作品で主演を務めている。
一般的には「ドライファス」と表記するほうが英語の発音に近い。
独特の笑い声を持っている。
一族はかの有名なドレフュス事件の主人公、アルフレッド・ドレフュスの末裔(あるいは親戚)との言い伝えがあるが[1]、異説もある[2]。
[編集] 代表作
- 卒業 The Graduate (1967)
- 哀愁の花びら Valley of the Dolls (1967)
- アメリカン・グラフィティ American Graffiti (1973)
- ジョーズ Jaws (1975)
- 未知との遭遇 Close Encounters of the Third Kind (1977)
- グッバイガール The Goodbye Girl (1977)
- スタンド・バイ・ミー Stand by Me (1986)
- 張り込み Stakeout (1987)
- パラドールにかかる月 Moon Over Parador (1988)
- オールウェイズ Always (1989)
- ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ Rosencrantz & Guildenstern Are Dead (1990)
- のるかそるか Let It Ride (1990)
- おつむて・ん・て・んクリニック What About Bob? (1991)
- 張り込みプラス Another Stakeout (1993)
- 陽のあたる教室 Mr. Holland's Opus (1995)
- アメリカン・プレジデント The American President (1995)
- ジャイアント・ピーチ James and the Giant Peach (1996)*声の出演
- NY検事局 Night Falls on Manhattan (1997)
- クライム&ダイヤモンド Who Is Cletis Tout? (2001)
- ポセイドン Poseidon (2006)