ラジェンドラ・パチャウリ
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ラージェーンドラ・クマール・パチャウリー(英語:Rajendra Kumar Pachauri, ヒンディー語:राजेंद्र कुमार पचौरी, 1940年 - )は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の議長で、環境とエネルギー問題の専門家として知られる。
2002年よりIPCCの3代目の議長となり、2007年にはアル・ゴアと共にIPCCがノーベル平和賞を受賞した。
インドで生まれ、アメリカのノースカロライナ州立大学で学ぶ。
インドの財閥タタ・グループのタタ・エネルギー研究所の所長である。
日本の財団法人・地球環境戦略研究機関の理事。
自身が厳格なベジタリアンであり、地球温暖化を防止するためにも肉の消費を減らすことをすすめている[1]。日本のクールビズを素晴らしい手本だとし、ライフスタイルの転換の必要性を訴えている[2]。
[編集] 著書
- ラジェンドラ・パチャウリ、原沢英夫 『ラジェンドラ・パチャウリ地球温暖化IPCCからの警告』日本放送出版協会、2008年1月。ISBN 978-4140812242。
[編集] 脚注
- ^ 「温暖化防止にライフスタイルの変革を」、IPCC議長 国際ニュース (AFPBB News、2008年1月22日)
- ^ 「ノーベル平和賞:IPCC議長ら、環境会議で講演-都内で」(毎日新聞-東京夕刊、2007年10月19日)