マラカイボ湖
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マラカイボ湖 | |
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所在地 | ベネズエラ |
面積 | 13,010 km² |
周囲長 | - km |
最大水深 | 60 m |
貯水量 | 280 km³ |
水面の標高 | - m |
成因 | - |
淡水・汽水 | 汽水 |
湖沼型 | - |
マラカイボ湖(マラカイボこ、スペイン語:lago de Maracaibo)はベネズエラ北西にある湖で、塩湖。南アメリカ大陸最大の湖であるが実際は水路によってベネズエラ湾に、さらにはカリブ海、大西洋にもつながっていて海と定義する事もできる。その場合南米最大の湖はチチカカ湖となる。
面積は1万3010km²、南北の長さは195kmある。北部はせまい水路を通じてベネズエラ湾につながっている。カタトゥンボ川、サンタアナ川、チャマ川などがながれこみ、湖水は北部でやや塩分をふくんでいる。
目次 |
[編集] 海底油田
1918年に湖底と周辺から油田が発見され、ベネズエラが産油国として認知される契機となった。現在も水路を利用して大型タンカーが原油の積み出しを行っている。
[編集] 古代アマゾン川の河口
約1000万年の昔、アマゾン川は今と異なり北へ向かって流れていた。マラカイボ湖は、当時のアマゾン川の河口の名残である。その後、アンデス山脈の地殻変動でコロンビア付近が隆起してアマゾン川は北への流路を断たれ、現在のように東へ向かって流れるようになり、河口部は孤立した湖となって現在のマラカイボ湖となった。(出典、Scientific American誌)
[編集] 不思議な雷「マラカイボの灯台」
この湖では音を出さない雷が度々発生しており、現在科学者の手で研究が進められている。マラカイボ湖の南西部のある決まった位置でいつも雷が光る現象は、大航海時代から存在が知られており、船乗りたちから「マラカイボの灯台」(Faro de Maracaibo) と呼ばれ、航海技術が未熟だった時代に航海の安全に寄与した。[1]
[編集] 参照
- ^ 大自然スペシャル「南米ベネズエラ マラカイボ湖 謎の閃光を追う」 2004年12月29日放送(NHKアーカイブ)