マダガスカルの地方行政区画
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マダガスカルの地方行政区画は、6つの自治州に分けられる。その下の階層として、地域圏 - 県 - コミューン - 住民組織があり、その数は22地域圏 - 116県 - 16,969住民組織となっている。
番号 | 州 | 州都 | 地域圏 | 首府 |
---|---|---|---|---|
1 | アンタナナリボ州 Antananarivo |
アンタナナリボ Antananarivo |
Analamanga |
Antananarivo-Renivohitra |
Bongolava |
Tsiroanomandidy |
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Itasy |
Miarinarivo |
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Vakinankaratra |
Antsirabe I |
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2 | アンツィラナナ州 Antsiranana |
アンツィラナナ Antsiranana |
Diana |
Diego I |
Sava |
Sambava |
|||
3 | フィアナランツォア州 Fianarantsoa |
フィアナランツォア Fianarantsoa |
Amoron'i Mania |
Ambositra |
Atsimo-Atsinanana |
Farafangana |
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Haute-Matsiatra |
Fianarantsoa I |
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Ihorombe |
Ihosy |
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Vatovavy-Fitovinany |
Manakara |
|||
4 | マハジャンガ州 Mahajanga |
マハジャンガ Mahajanga |
Betsiboka |
Maevatanana |
Boeny |
Mahajanga I |
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Melaky |
Maintirano |
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Sofia |
Antsohihy |
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5 | トアマシナ州 Toamasina |
トアマシナ Toamasina |
Alaotra-Mangoro |
Ambatondrazaka |
Analanjirofo |
Fenerive Est |
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Atsinanana |
Toamasina I |
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6 | トリアラ州 Toliara |
トリアラ Toliara |
Androy |
Ambovombe Androy |
Anosy |
Taolagnaro |
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Atsimo Andrefana |
Toliara I |
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Menabe |
Morondava |
2007年に行われた国民投票と新たな地方区分の結果、これらの州は解体される予定。移行期間として、30ヶ月(2009年10月)までが取られている。
[編集] 変遷
1946年、当時まだフランスの植民地であった頃に州が設定された。当初は5つの州が設けられ、アンツィラナナ州は後から作られた。この州制度は、1960年の独立以降も存続する。
一方、1992年に制定された新憲法では、国が詳細に立ち入らないような地方自治体に分割されるべきだとされた。1994年に制定された法律では、地域圏(Region)・県(Department)・コミューン(Commune)の階層が定められ、州については触れられなかった。
1997年に再選されたディディエ・ラツィラカ大統領は1998年に憲法を改正して、既存の州を「自治州」に改めた。これより前まで、憲法は地方行政区画について一切触れず、法律で定める形をとっていた。この自治州は2000年に導入される。この制度導入の公式な説明としては、マダガスカルを連邦国家にするためとなっている。しかし、ラツィラカ大統領が大部分の州で持っていた固定票を明確に示すためという指摘もある。事実、ラツィラカ大統領の所属していたマダガスカル復興連合(AREMA)は2000年の地方選挙で、アンタナナリボ州以外の全ての州で勝利している。
マーク・ラヴァルマナナが「公式集計に誤りがある」と主張するなど混乱した2001年の大統領選挙では、5つの州の知事がラツィラカを支持し、独立を宣言するなど混迷を極めた。ラヴァルマナナが大統領に就任すると、従来の州知事は特別代表団の代表という名称に変わり、事実上自治州という枠組みは終わりを迎えた。一方で、組織は残っていることから名目上は存在し続けている。
その後、自治州の扱いについて様々な憶測が流れたが、2007年4月4日に行われた国民投票で、有権者の大多数が州を解体することを支持した。新たに地域圏(Region)が地方行政区画の最大の単位となる。