ポリゴン (ポケモン)
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ポリゴン | |
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全般 | |
英語名 | Porygon |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | ポリゴン2 |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | バーチャルポケモン ※当初は「シージーポケモン」 |
タイプ | ノーマル |
高さ | 0.8 m |
重さ | 36.5 kg |
特性 | トレース/ダウンロード |
ポリゴンは、ポケットモンスターシリーズに登場する492種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
体が(ひと昔前の)ポリゴンで構成されているポケモン。
ベトベターやビリリダマのように人間の生活から偶然に誕生したようなポケモンもいるが、ポリゴンは作中に登場する架空の会社であるシルフカンパニー(ロケット団参照)がコンピュータ技術でポケモンの構造を模倣し、意図的に作り出したポケモンである。現在、人間が無機物から作り出せるという明確な設定が存在するポケモンはポリゴン系の三種を数えるのみ。ただしポワルンが人工のポケモンであるかのようなセリフがあり、古代ポケモンには人の手で作られたと思われるものがもっと数多く存在する。呼吸をせず、プログラムされた動作しかできない。自己をデータ化し、電子空間に自由に出入りできる。
赤・緑の頃の分類は「シージーポケモン」だったが、青以降「バーチャルポケモン」と改められた。分類が変更されたのは今のところポリゴンだけである。
[編集] ゲームでのポリゴン
タマムシシティのゲームコーナーの景品交換所で入手できる。バージョンによって交換に必要なコインの枚数が異なる。
固有技を持つものの能力的に特筆するものがなく、いまいちパッとしないポケモンだったが、進化系が登場し陽の目を浴びた。また、『ダイヤモンド・パール』より、特性に「ダウンロード」が追加された。
『ポケットモンスター 赤・緑』が開発・発売された当時は、ポリゴンを用いた本格的な3Dグラフィックス表現が一般的になった頃であり、そういった表現の出来ないゲームボーイを始めとした携帯型ゲーム機の市場は縮小していた。「ポリゴン」はこういった時代背景に対する皮肉から生まれたポケモンである。ウツボットに鳴き声がやや似ている。
ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊では最終ダンジョンである「時限の塔」などに出現する。同じ部屋にいる全てのポケモンを攻撃できる強力な技「ほうでん」を覚えている。この技が原因でゲームオーバーになったプレイヤーはかなり多く、人々の心に恐怖を植えつけた。また時限の塔では入手できないため、仲間にするためには「空の裂け目」というダンジョンに行く必要がある。時限の塔では頻繁に登場するが空の裂け目では殆ど出現しないため、入手が非常に難しいポケモンである
ポケモンスナップではリバーコースに登場。
大乱闘スマッシュブラザーズでは、ヤマブキシティのシルフカンパニー屋上の倉庫から出現するポケモンの一つとして登場。倉庫の中から突然現れ、「たいあたり」でプレイヤーを攻撃した。
[編集] アニメでのポリゴン
『ポケットモンスター』第38話「でんのうせんしポリゴン」で登場した。ゲストキャラのアキハバラ博士が作り出した人工ポケモン。人間を連れて電脳空間に入り込むことができる。
ロケット団は0号機(試作機)のポリゴンを奪い、電脳空間内に侵入する。サトシ達は初号機と共にロケット団を追う。ポリゴンは本来感情も自我を持たない設定だが、アニメでは意思や感情を持っているかのように描写されている。
この回でポケモンショックが起こり、以後ポリゴンは下記の劇場版を除いてアニメに登場していない。 また、その進化系である、ポリゴン2およびポリゴンZも未だ登場していない。
[編集] ポケモンカードでのポリゴン
無色タイプのたねポケモン。初登場はポケットモンスターカードゲーム第1弾。このイラストはイマクニ?(「今国智章」名義)によって描かれたものである。相手の弱点を変化させる「テクスチャー1」と自分の抵抗力を変化させる「テクスチャー2」を持つ。
「ニンテンドウ64Wゲットだぜキャンペーン」では、「かっこいいポリゴン」が「くいしんぼカビゴン」と共に配布された。上記の「テクスチャー1」「テクスチャー2」の効果を同時にもたらす技「テクスチャーマジック」を持つ。
[編集] 映画でのポリゴン
映画第1作『ミュウツーの逆襲』公開以前にポケモンショックが発生しており、2007年現在、映画にも登場したのはラティアスとラティオスの開始15秒後の町中の1カットのみである。
[編集] その他におけるポリゴン
- 漫画『ポケットモンスターSPECIAL』ではグリーンのポケモンとして登場する。ゲーム同様、タマムシシティのゲームコーナーで入手したものである。
- 上記のポケモンショックにより一時「モンスターコレクション」などのポリゴンの商品が店頭から撤去されたことがあった。無論「ポリゴン」自体に問題があったわけではない。現在でも、多くのポケモンのポスターでもポリゴンが殆んど載っておらず、ポリゴンの商品が販売されているものは少ない。