ベリングスハウゼン海
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ベリングスハウゼン海(Bellingshausen Sea)とはチリ南端、ホーン岬の南西1500kmの海域をさす。
[編集] 名前の由来
ロシアの海軍軍人、探検家のベリングスハウゼンが南極大陸沿岸を探検したことに由来する。
[編集] 小惑星の墜落
215万年前の第三期鮮新世に、直径1~4kmの小惑星が、ベリングスハウゼン海に落下した。この事実は、1995年に海洋観測船ポーラーシュテルン号がおこなった探査によって確実なものとなった。 この衝突では、海底にクレーターはできなかったようだが、巨大津波が発生し、南極大陸や南米をおそったものと見られている。海への衝突が確認されたのはこれが初めての事である。