ヘンリー・バーグマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ヘンリー・バーグマン（Henry Bergman; 1868年2月23日 - 1946年10月22日）はアメリカの俳優。カリフォルニア州サンフランシスコ出身。チャーリー・チャップリンとの共演で知られる。
舞台俳優としてブロードウェイなどに出演していた。46歳の時にはじめて映画に出演。チャップリンがミューチュアル社と契約した後、『チャップリンの番頭』(1916年)から『モダンタイムス』(1936年)までの全ての作品に出演し時には助監督も務め、チャップリンの右腕であり良き親友でもあった。
『Hernry`s』という名のレストランを経営したことがあり、チャップリンはそこの常連客で、レンズ豆スープとコールスローを良く注文していたという。
[編集] 主要な作品
- 1916年『チャップリンの番頭』 (役：質屋の主人)
- 1916年『チャップリンの舞台裏』 (役：歴史映画の監督)
- 1916年『チャップリンのスケート』 (役：スタウト夫人・レストランで怒る客 (二役))
- 1917年『チャップリンの勇敢』 (役：アナキスト)
- 1917年『チャップリンの霊泉』 (役：マッサージ師)
- 1917年『チャップリンの移民』 (役：太った農婦・カフェの画家 (二役))
- 1917年『チャップリンの冒険』 (役：エドナの父で判事)
- 1918年『犬の生活』 (役：太った失業者・酒場の客の女 (二役))
- 1918年『担へ銃』 (役：太ったドイツの軍曹・ヒンデンブルク元帥・バーテンダー(三役))
- 1919年『サニーサイド』 (役：村人・エドナの父 (二役))
- 1919年『一日の行楽』 (役：船長・車の男・巨漢の警官 (三役))
- 1921年『キッド』 (役：興行主・木賃宿の管理人 (二役))
- 1921年『のらくら』 (役：ゴルフ場で寝ている男・警官の制服姿の訪問客 (二役))
- 1922年『給料日』 (役：仕事仲間)
- 1923年『偽牧師』 (役：駅の男・列車の保安官 (二役))
- 1923年『巴里の女性』 (役：ウェイター長)
- 1925年『黄金狂時代』 (役：ハンク・カーティス)
- 1928年『サーカス』 (役：年老いたピエロ)
- 1931年『街の灯』 (役：市長・雑役従事の労働者 (二役))
- 1936年『モダン・タイムス』 (役：キャバレーの主人)
