フェルナンド・モリエンテス

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フェルナンド・モリエンテス

名前
本名	フェルナンド・モリエンテス・サンチェス
愛称	モロ、ナンド
カタカナ	フェルナンド・モリエンテス
ラテン文字	Fernando MORIENTES
基本情報
国籍	スペイン
生年月日	1976年 4月5日
出身地	カセレス
身長	186cm
体重	80kg
選手情報
在籍チーム	バレンシアCF
ポジション	CF
背番号	9
利き足	右足
代表歴
出場	47
得点	27 2007年 3月25日現在
■Template（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

フェルナンド・モリエンテス（Fernando Morientes Sánchez, 1976年 4月5日 - ）は、スペイン、カセレス出身のサッカー選手。ポジションはFW。バレンシアCF所属のスペイン代表である。愛称は「El Moro（モロ）」「Nando（ナンド）」とふたつあるが後者はASモナコ在籍時の監督、ディディエ・デシャンが命名したもの。

[編集] 経歴

1993年にリーガ・エスパニョーラのサッカークラブ、アルバセテBPに入団。FWとしての頭角を現し始めたのはレアル・サラゴサに移籍してからで、そこでの活躍が認められる形で1997年にレアル・マドリードへ移籍。親友ラウールとのツートップで得点を量産し、チームの数々のタイトル獲得に貢献。スペイン代表でもラウールとのコンビで活躍した。

しかし、2002年にロナウドがレアル・マドリードへ加入すると出場機会が激減、クラブの「銀河系」政策に批判的だったこともあってかASモナコへレンタル移籍する事を余儀なくされる。ASモナコでは、特にUEFAチャンピオンズリーグで11試合9得点（得点王）と大活躍し、チームを準優勝に導いた。

2004-2005シーズンにはレアル・マドリードに復帰したが、マイケル・オーウェンの加入により出場機会が得られなかったため、リヴァプールFCへ移籍した。しかし、FAプレミアリーグの激しいプレーに馴染めないようで、あまり活躍できないでいた。

2006年、ドイツW杯の代表メンバーから落選したものの、バレンシアCFへ移籍し、今までの苦難を晴らすかのようにゴールを量産、見事復活を遂げ、再び代表に返り咲いた。

[編集] プレースタイル

典型的なポストプレーヤー。両足とも利き足のように扱うことができる。非常に戦術理解度が高くプレーの質も平均して高いのでどの監督からも重宝される。ボールを受けてはたいてそのまま裏に抜け出すプレーを得意としているが、エリア内でのヘディングも強力。特にヘディングの上手さと美しさは世界屈指である。（エアーモリエンテスとも言われる。）また、ゴールまでの道筋を逆算して計画的にトラップしシュートまで持ち込む技術は最早職人芸の域に達している。味方との連携も高い。ポストプレーと見せかけて、ディフェンスラインに飛び込んでいく独特の得点感覚が冴える。

[編集] 所属クラブ

1993 - 1995 アルバセテBP（スペイン）　22試合5得点
1995 - 1997 レアル・サラゴサ（スペイン）　66試合28得点
1997 - 2003 レアル・マドリード（スペイン）　170試合72得点
2003 - 2004 ASモナコ（フランス）　28試合10得点
2004 - 2004.12 レアル・マドリード（スペイン）　13試合0得点
2005.1 - 2006 リバプール（イングランド）　41試合8得点　
2006 - バレンシア（スペイン）

[編集] 代表歴

47試合 / 27得点

[編集] タイトル

1997-1998　スペイン・スーパーカップ - 優勝 / UEFAチャンピオンズリーグ - 優勝　
1998-1998　インターコンチネンタルカップ - 優勝　
1999-2000　UEFAチャンピオンズリーグ - 優勝
2000-2001　リーガ・エスパニョーラ - 優勝
2001-2002　スペイン・スーパーカップ - 優勝 / UEFAチャンピオンズリーグ - 優勝　
2002-2002　インターコンチネンタルカップ - 優勝
2002-2003　リーガ・エスパニョーラ - 優勝 / UEFAスーパーカップ - 優勝
2003-2004　UEFAチャンピオンズリーグ - 準優勝・得点王（9得点）

先代：ルート・ファン・ニステルローイ	UEFAチャンピオンズリーグ得点王 2003-2004	次代：ルート・ファン・ニステルローイ

[編集] エピソード

めちゃ²イケてるッ!において、偶然であった芸能人に矢部浩之がオリジナルの寿司を振舞うやべっち寿司にラウール・ゴンサレスとともに例のごとく偶然出演した。そのときにラウールが「ラウラウ！」モリエンテスが「モリモリ！」と自己紹介し、ひょうきんな面を見せている。ちなみにそのとき遭遇した芸人のペナルティを、「日本を代表するフットボールプレイヤー」と紹介され、彼らに「レアル・マドリーで待っている」と伝えた。本気か冗談かは不明。
これ程のスターでありながらいい意味で全くオーラがなく、地元に帰った際には皆から気安く話しかけられ、それに楽しそうに答えていたそうだ。その誠実な人柄はどのクラブでも深く愛されてきた（Sports Graphic Number誌の記事より）。
UEFAチャンピオンズリーグにおける得点を、4つの異なるクラブ（レアル・マドリード、ASモナコ、リヴァプールFC、バレンシアCF）で決めている。（エルナン・クレスポも同じ記録を持っている。）
以前レアルマドリーに所属していたとき監督のファビオ・カペッロから「スペインのマルコ・ファン・バステンになれる」と言われていた。
スペインのカセレス出身だが、4歳のときに父親の仕事の都合でトレドに引っ越した。ちなみに父は元警察官であった。
スペインではかなりのモテ顔らしい。