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フィギュアスケートの技術と得点 - Wikipedia

フィギュアスケートの技術と得点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フィギュアスケート > フィギュアスケートの技術と得点


フィギュアスケートの技術と得点(ふぃぎゅあすけーとのぎじゅつととくてん)では、フィギュアスケート競技における技術要素の説明とその基礎点、およびGOEによる加減点の説明する。

目次

ジャッジ

フィギュアスケートの競技会において、どの技術が実際に行われたかを認定し、それにどのくらいの点数を与えるかを判断し、競技の採点を行うのは、以下の人員である。

イベントレフェリー:1名
  • イベントレフェリーは、競技会と審判団の監督を行う。
テクニカルコントローラー:1名
  • テクニカルスペシャリストの宣言を監督し、承認もしくは確認し、必要があれば訂正する
(ただし、テクニカルスペシャリストがその訂正に同意しない場合は、テクニカルスペシャリストによる初めの判定が採用される)
  • 要素の名前と正しいレベルをシステムコンピューターに入力する
テクニカルスペシャリスト(及びアシスタントテクニカルスペシャリスト):1~2名
  • 実行された要素の種類を判定し、宣言する
  • 実行された要素のレベルを判定し、宣言する
  • 違反要素を判定する
  • 革新的要素が行われた場合、それを判定し、ボーナス(2点)を宣言する(シングル・ペアのみ)
  • 無効になる要素を判定・削除する
以上のイベントレフェリー、テクニカルコントローラー、テクニカルスペシャリスト(アシスタントテクニカルスペシャリスト)については、可能な限り異なる加盟国から選ばれることとなっている。テクニカルコントローラー、テクニカルスペシャリストのことを技術審判とよぶ。
演技審判:10名又は12名
  • 実行された要素の質を-3、-2、-1、0、1、2、3の7段階で評価する(GOE
  • 構成点(PCS)をつける
演技審判の人数はISUチャンピオンシップスでは12名、ISUグランプリシリーズ及び、ISUジュニアグランプリシリーズでは10名となっているがその他の国際大会ではそれ以外の場合もある。
全ての審判が採点を行っているが全ての審判の採点が結果に影響するわけではない。演技審判の採点は後述のGOEを参照。

なお、技術審判及び演技審判はISUチャンピオンシップスではISU会長によって任命されるが、その他の国際大会では、開催国によって任命される。 国際大会でジャッジする資格には、ISUジャッジと国際ジャッジの2種類がある。

種目と技術要素

フィギュアスケート競技においては以下の技術要素(エレメンツ)が実施されるが、それぞれ各種目によっては行われるものと行われないものがある。()内は制限つきでその技術要素が行われる種目。

ジャンプ

それぞれのジャンプは踏み切り方と空中での回転数とによって分類される。踏み切る体勢(前向きか後向きか)、踏み切り時までの回転方向が順方向回転か反対方向回転か、フリーレッグのトウ(つま先)の使用の有無(トウを使うトウジャンプか使わないエッジジャンプか)でいくつかの種類に分けられる。空中で一回転すれば「シングル」、二回転なら「ダブル (double) 」、三回転なら「トリプル (triple)」、四回転であれば「クァドラプル (quadruple) 」「クアッド (quad) 」などと呼ばれ、例えば三回転のトウループ(後述)ジャンプであれば「トリプルトウループ」と呼ばれる。

ISUジャッジングシステムでは、ジャンプの種類と回転数に応じて基礎点が定められ、実施したジャンプの出来栄えは後述するGOEによる加点・減点で評価される。基礎点は、理論的に難しいとされているジャンプほど高く設定されているが、難しさの度合いと得点の大小の開きが比例しているか否かについては疑問も呈されている。また、ジャンプの難易度とは別の問題として、選手によって得手・不得手がある。

後述するどのジャンプも着氷の際には、片足(スケーティングレッグ。ランディングレッグともいう)で後向きに氷上に降り、踏み切りの瞬間と同等のスピードを保ったまま片足で流れる様に円弧を描かなければならない[要出典]。必然的に、回転と同じ方向に流れるエッジで降りることになるためアウトエッジで降りることになる。空中での回転軸はどのジャンプも鉛直方向でなければならない。

コンビネーションジャンプ

ジャンプを複数続けて跳ぶことを「コンビネーション」といい、連続ジャンプのことを「コンビネーションジャンプ」と呼ぶ。現在競技の中で実行することが許されているのは、2連続ジャンプと3連続ジャンプのみであり、4連続以上のコンビネーションジャンプはエキシビションなどでしか目にすることはない。コンビネーションジャンプは1つ目のジャンプで降りた足を踏切足にして跳ぶため、必然的に2つ目以降はトウループかループジャンプとなる。コンビネーションジャンプの基礎点は、各ジャンプの基礎点をそのまま加算したものとなる。

シークエンスジャンプ

コンビネーションジャンプと似たものに、「シークエンスジャンプ」がある。これは、1つ目のジャンプを降りてから1ステップの後に2つ目のジャンプをつけるものである。コンビネーションジャンプとは違って、サルコウ、フリップ、アクセルを2つ目のジャンプとすることが可能である。シークエンスジャンプは、各ジャンプの基礎点を加算したものに0.8掛けしたものを基礎点とする。これは、コンビネーションジャンプを失敗した結果のカバーとしてステップアウトから2番目のジャンプを跳んだものを実質的に減点できる反面、ジャンプの多彩な組み合わせの試みを制限するものともなっている。

ジャンプの種類

可能・不可能を考慮しなければ、回転数を考慮されなくとも10種類以上のジャンプが存在することになるが、ISU(国際スケート連盟)によってエレメンツとして認められている(すなわち、ISUが公認する競技会で“ジャンプ”として採点対象になる)ものは次の6種類である。

トウループ (Toe loop、略記:T) <難易度:低>
踏み切る瞬間に、着氷時のスケーティングレッグのバックアウトエッジに乗り、後向きに踏み切るトウジャンプ。ジャンプまでに体にかかる回転の力の方向と、空中での回転の方向とが同じ向きであるジャンプのひとつ。空中での回転と同じ向きのターン等をきっかけに跳ぶことが多い。コンビネーション(連続)ジャンプの第2(最終)ジャンプとしてもよく用いられる。6種類のジャンプの中で得点は最も低く設定されている。
1920年代に、スケート選手ではなくアイスショーの役者であったブルース・メープス (Bruce Mapes) が行ったのがその始まりである。
現在、ISU公式大会で四回転トウループを成功させている選手は男子では多数、女子ではいない。ISU公式大会で四回転トウループを初めて成功させた選手はカナダのカート・ブラウニング1988年世界選手権)。
サルコウ (Salchow、略記:S) <難易度:低>
踏み切る瞬間に、着氷時のスケーティングレッグとは逆脚のバックインエッジに乗り、フリーレッグの遠心力を使って後向きに踏み切るエッジジャンプ。実際にエッジが氷を離れるまで、上体が1/2回転程先行するのが特徴。ジャンプまでに体にかかる回転の力の方向と、空中での回転の方向とが同じ向きであるジャンプのひとつ。空中での回転と同じ向きのターン等をきっかけに跳ぶことが多い。
20世紀初頭に、スウェーデンウルリッヒ・サルコウ (Urlich Salchow) が行ったのがその始まりである。
現在、ISU公式大会で四回転サルコウを成功させている選手は男子では少数、女子では唯一人。ISU公式大会で四回転サルコウを初めて成功させた選手は、男子ではアメリカのティモシー・ゲーブル1997年ジュニアグランプリファイナル)、女子では日本の安藤美姫2002年ジュニアグランプリファイナル)。
ループ (Loop、略記:Lo) <難易度:中>
踏み切る瞬間に、着氷時のスケーティングレッグのバックアウトエッジに乗り、後向きに踏み切るエッジジャンプ。サルコウ同様に実際にエッジが氷を離れるまで、上体が1/2回転程先行するのが特徴で、着氷時のフリーレッグは踏み切り脚の前に交差させるのが実施の基本。ジャンプまでに体にかかる回転の力の方向と、空中での回転の方向とが同じ向きであるジャンプのひとつ。空中での回転と同じ向きのターン等をきっかけに跳ぶことが多い。トウループ同様、コンビネーションジャンプの第2ジャンプとしても用いられるが、トウループよりループの方が難易度が高いとされる。採点表にはLoと表記されるのが通常であるが、ルッツをL(通常はLz)とだけ表記したときなどの混乱を避けるためにリトバーガーの頭文字をとってRとだけ表記されることもある。
1910年に、ドイツのヴェルネール・リトバーガー (Werner Rittberger) が行ったのがその始まりである。
現在、ISU公式大会で四回転ループを成功させている選手はまだいない。
フリップ (Flip、略記:F) <難易度:高>
着氷時のスケーティングレッグとは逆脚ので後向きに踏み切るトウジャンプ。ジャンプまでに体にかかる回転の力の方向と、空中での回転の方向とが同じ向きであるジャンプのひとつ。空中での回転と同じ向きのターンから行う。
その発案者の記録が残っていない唯一のジャンプであるが、1930年代迄には既に頻繁に行われるようになっていた事実は知られている。
回転と同じ向きのターンからただちに跳べない、すなわち実質的にフルッツを跳んでいるのと同じジャンプは、通称で「リップ (Lip) 」と呼ばれることもある。
現在、ISU公式大会で四回転フリップを成功させている選手はまだいない。
ルッツにおいてフルッツが横行したのに伴い、2007-2008シーズンからは、空中での回転と同じターンから入っていても、ルッツと申告せずにアウトエッジで跳んだジャンプは、技術審判が要素としてはフリップとして処理するが演技審判はGOEで必ずマイナス評価をつけることとなった。(ジャンプの判定も参照)
ルッツ (Lutz、略記:Lz) <難易度:高>
着氷時のスケーティングレッグとは逆脚のバックアウトエッジにのったカーブから、踏み切る瞬間もアウトエッジで、後向きに踏み切るトウジャンプ。アウトエッジカーブに乗った状態からアウトエッジで踏み切ることによりジャンプまでに体にかかる回転の力の方向と、空中での回転の方向とがカウンター(反対)になる唯一のジャンプであるため回転力を得難く、後向きに踏み切るジャンプの中では最も難度が高い。
1913年に、オーストリアのアロイス・ルッツ (Alios Lutz) が行ったのがその始まりである。
アウトエッジカーブに乗らずアウトエッジ以外で跳んでいるジャンプは、ルッツゆえの難しさをまったく排除してしまっている悪いジャンプとして通称で「フルッツ (Flutz) 」と呼ばれることもある。
近年このフルッツが余りにも横行したため、2007-2008シーズンからは、スロー再生で明確なエッジの不正をみとめた場合は、技術審判が要素としてはルッツとして処理するが演技審判はGOEで必ずマイナス評価をつけることとなった。(ジャンプの判定も参照)
現在、ISU公式大会で四回転ルッツを成功させている選手はまだいない。
アクセル (Axel、略記:A) <難易度:最高>
着氷時のスケーティングレッグとは逆脚の後ろ向きアウトエッジに乗り、フリーレッグを振り上げるようにすると同時に前向きアウトエッジに乗り踏み切るエッジジャンプ。実際にはエッジが氷を離れるまでに1/2回転程度回転しているが見た目上他のジャンプより半回転多く回転しているため「~回転半ジャンプ」という表現が用いられる場合がある(例えばトリプルアクセルであれば「三回転半」)。アクセルと同様に踏み切って半回転して降りる(つまりシングル・アクセルより一回転少ない)ジャンプはスリー・ジャンプと呼ばれるが、ISU採点ではジャンプとして分類されていない。
1882年に、ノルウェーアクセル・パウルゼン (Axel Paulsen) が行ったのがその始まりである。
現在、ISU公式大会で四回転アクセルを成功している選手はまだいない。三回転アクセルは男子選手の多くが比較的容易にこなすが、女子選手で飛べる選手は少ない。

スロージャンプ

女子選手のジャンプを男子選手が補佐する、ペア特有の技である。女性が踏み切り、男性は両手または片手で女性の腰を持って飛び上がりを助けるように投げる。シングルのジャンプ同様踏み切り方によって区別されるが、フリップとルッツは同じ扱いである。

略記では各ジャンプの種類の略記の後尾にThが付加される。

ISU公式大会で四回転スロージャンプ(サルコウ)を初めて成功させたペアは、アメリカティファニー・バイス/デレク・トレント組(2007年エリック・ボンパール杯)。2002年ソルトレイクシティオリンピックで中国の申雪/趙宏博組が四回転スローサルコウに挑戦し、完璧に着氷、四回転自体は成功したという向きだが、降りた直後のつなぎのスケーティングでなぜか転倒したためISUの認定はされなかった。

ツイストリフト

男子選手が女子選手を空中に投げ上げ抱きとめる、ペア特有の技である。女性が踏み切り、男性が女性を腰の位置で上方へ投げ、女性が回転したのち、男性が女性を腰の位置でキャッチして降りてくる。失敗すると大怪我をする恐れがあるため、高い技術に加え男性と女性の信頼が重要となる。ジャンプ同様踏み切り方によって区別されるが、ループ、サルコウに当たるものはなく、フリップとルッツは同じ扱いである。

略記では各ジャンプの種類の略記の後尾にTwが付加される。

ISUジャッジングシステムでは、ツイストリフトは1から4のレベルという概念が取り入れられており、レベルの数値が大きいほどが高い基礎点が与えられる。この判定は技術審判によって行われ、レベルアップは、ガイドラインに沿うレベルアップの要件を満たすか、それと同等といえる工夫が見られた場合に認められる。要素の出来栄えによってGOEで加点・減点の評価を受ける。

現在の採点では、どの踏み切り方でも 四回転ツイストリフト レベル1 の得点は 三回転ツイストリフト レベル4 以下に設定されているので、あえて四回転ツイストリフトに挑戦するペアは見当たらない。

しかし、三回転ツイスト レベル4の獲得は非常に困難であり、現在、いかなる踏み切りにおいても、ISU公式大会で三回転ツイストリフト レベル4を獲得しているペアはまだいない。三回転ツイストリフトレベル 3でさえ獲得したペアは極少数であり、高い確率でレベル3を獲得できているのは中国張丹/張昊組だけである。

ISU公式大会で四回転ツイストリフトを初めて成功させたペアは、中国張丹/張昊組(2000年ジュニア世界選手権)。 1987年の世界選手権でソビエト連邦のエカテリーナ・ゴルデーワ/セルゲイ・グリンコフ組がほぼ成功といえる状態までもっていったがISUの認定はされなかった。

リフト

男子選手が女子選手を持ち上げる、ペア特有の技である。男性女性とも両手をつないだまま、男性の頭上へ女性を位置し、さまざまな姿勢をとりながら再びおろしてくる。

ISUジャッジングシステムでは、リフトは1から4のレベルという概念が取り入れられており、レベルの数値が大きいほどが高い基礎点が与えられる。この判定は技術審判によって行われ、レベルアップは、ガイドラインに沿うレベルアップの要件を満たすか、それと同等といえる工夫が見られた場合に認められる。要素の出来栄えによってGOEで加点・減点の評価を受ける。

近年はリフトのレベルを上げるために、男女とも片手でホールドしたままリフトし、片手でおろしてくるという、非常に腕力の要るリフトやノーハンド(男性が女性の身体の一部を支えるのみ、非常に難度が高い)などレベルアップのための工夫がなされている。

リフトの大別

グループ1 (略記:1Li)
男性が女性の腋を支えるもの
グループ2 (略記:2Li)
男性が女性の腰を支えるもの
グループ3 (略記:3Li)
男性が女性の臀部を支えるもの
グループ4 (略記:4Li)
両手を繋ぎ、男性が女性をまっすぐ持ち上げるもの
グループ5
両手を繋ぎ、男性が女性を回転させながら持ち上げるもの
トウラッソ (略記:5TLi)
男性が前を向き、女性が後を向いた状態から始まるもの
ステップラッソ (略記:5SLi)
男性が後を向き、女性が前を向いた状態から始まるもの
リバースラッソ (略記:5RLi)
男性女性共に後を向いた状態から始まるもの
アクセルラッソ (略記:5ALi)
女性が男性の横からアクセルジャンプを跳ぶような動作で始まるもの

スピン

スピンは一定の場所で体を回転させる技術である。

ISUジャッジングシステムでは、スピンは1から4のレベルという概念が取り入れられており、レベルの数値が大きいほどが高い基礎点が与えられる。この判定は技術審判によって行われ、レベルアップは、ガイドラインに沿うレベルアップの要件を満たすか、それと同等といえる工夫が見られた場合に認められる。要素の出来栄えよってGOEで加点・減点の評価を受ける。

スピンの大別

スピンの基本姿勢
キャメルスピン (略記CSp)
上半身を水平にするとともに片足を後方に伸ばし、「T」の字に似た形で行うスピン。フリーレッグの膝が臀部より低い位置にあってはならない。
シットスピン (略記:SSp)
腰を落とし、座ったような姿勢で行うスピン。スケーティングレッグの膝が臀部より低い位置にあってはならない。
アップライトスピン (略記:USp)
キャメルスピン以外の膝の伸びた全てのスピン。完全に膝の曲がっているものは認められない。
コンビネーションスピン (略記:CoSp)
3つの基本姿勢のうち少なくとも2つを含むスピン。
中間姿勢
基本姿勢のどの定義も満たさない姿勢でのスピン。コンビネーションスピンの体勢としては認められるが、単独では採点対象にならない。

スピンの技術

以下の動作を行うとスピンの種類自体が上述のスピン以外のものとして処理される。

レイバック
アップライトスピンの特殊な姿勢。上半身を後ろに大きくそらしたもの。この動作を行うとスピンそのものがレイバックスピン (略記:LSp)として採点され、基礎点も通常のアップライトスピンよりも高い。しかしながら、ISUではスピンの基本姿勢ではないと定義されている。
足替え
回転している途中に軸足を変える。この動作を行うとスピンは足替えスピンとみなされる。略記では各スピンの略記の直前にCの文字が付加される。
フライング
スピンに入る時、飛び上がるもの。この動作を行うとスピンはフライングスピンとみなされる。略記では各スピンの略記の先頭にFの文字が付加される。

固有名詞化しているポジション

ウインドミル
シットスピンのポジションの一つである。体とフリーレッグを斜めに伸ばした体勢で行う。
キャッチフット
アップライトスピンまたはレイバックスピンのポジションの一つである。アップライトではフリーレッグのエッジを逆の手で持った体勢、レイバックでは体を反らしたままフリーレッグのエッジを持った体勢で行う。ビールマンスピンと混同されることが多い。
キャノンボール
シットスピンのポジションの一つである。フリーレッグを軸足の膝の上に乗せた体勢で行う。
クロスフット
軸足にもう片方の足を交差させるようにして行うスピンのこと。厳密には両足とも氷上に着ける事が必要とされるが、技術的に難しく、回転のスピードも落ちるため、それを実行する選手は少ない。
サイドウェイズリーニング
レイバックスピンのポジションの一つである。レイバックの要領で、上体を横に反らし、フリーレッグを真横に上げた体勢で行う。
ショットガン
アップライトスピンのポジションの一つである。フリーレッグを前方に水平以上にあげた状態で行う。「ト」の字を逆さまにしたようなポジションで一時期男子選手の間で流行っていた。
ドーナッツ
キャメルスピンのポジションの一つである。体を反らしフリーレッグのエッジを持って行った状態で行う。上から見るとドーナッツのように見えることに由来する名称である。
ビールマン
アップライトスピンのポジションの一つである。後方から上げた足を手でつかみ、頭上にまで持ち上げた体勢で行う。1973年欧州選手権3位獲得のスイスの女子選手、カリン・イーテン (Karin Iten) が初めて行ったが、同じスイスチーム後輩の1981年世界チャンピオン、デニス・ビールマンが世界に広めた。
A字
アップライトスピンのポジションの一つである。両膝を伸ばした状態で前屈し、両手で両足首を掴み「A」の字に見えるような状態で行う。
I字
アップライトスピンのポジションの一つである。ショットガンスピンよりさらに足をあげ、体全体が「I」の字に見えるような状態で行う。
Y字
アップライトスピンのポジションの一つである。フリーレッグを横方向からあげ、体全体が「Y」の字に見えるような状態で行う。

ステップシークエンス

複数のターンを織り交ぜながら、片足で氷を踏むように進むものである。後述するステップ及びターンの種類に含まれるものを含んでいなければならない。

ISUジャッジングシステムでは、ステップシークエンスは1から4のレベルという概念が取り入れられており、レベルの数値が大きいほどが高い基礎点が与えられる。この判定は技術審判によって行われ、レベルアップは、ガイドラインに沿うレベルアップの要件を満たすか、それと同等といえる工夫が見られた場合に認められる。要素の出来栄えによってGOEで加点・減点の評価を受ける。

ステップ及びターンの種類

ステップの種類
「ランニングステップ」「トウステップ」「シャッセ」「モホーク」「チョクトー」「クロスロール」「チェンジエッジによるカーブ」
ターンの種類
「スリーターン」「ツィルズ」「ブラケット」「ループ」「カウンター」「ロッカー」

ステップシークエンスの種類

ストレートラインステップ (略記:SlSt)
直線を描きながら行うステップ。距離がISU公認ステップエレメンツの中で一番短いため、演技後半のクライマックスで行われるのが多い。スケートリンクの中央ラインを使うほか、対角線上に進むステップもストレートラインステップと評価される。
サーキュラーステップ (略記:CiSt)
リンク内で円弧を描きながら行うステップ。円弧の開始部分と終結部分が一緒にならない、つまり描いた円弧に隙間が開くと減点対象となる。スケーター自身に遠心力もかかるため、難度が高い。
サーペンタインステップ (略記:SeSt)
2つまたは3つの円をつなげたような線を描きながら行うステップ。行動距離が一番長く、またサーキュラーステップの半円弧をつなぐような形で行われるため遠心力もかかり、スケーターへの体力的負担が大きいため、他2ステップに比べて取り入れられる割合が極端に少ない。元々ステップエレメンツが長すぎると見栄えが失われるという懸念がある事もあまり採用されない理由のひとつとされている。

スパイラルシークエンス

片方の足を腰より高い位置にキープし滑るものをスパイラルと呼び、スパイラルを続けて複数回行うものをスパイラルシークエンスという。女子シングルとペアの必須要素。(ただしペアのショートプログラムではステップシークエンスと1シーズンおきに入れ変わる。)上述の通り、サーペンタインの軌道で行われるのが一般的である。ちなみに以前はスパイラルステップシークエンス (略記:SpSt)と表記されたが2006-2007シーズンよりスパイラルシークエンス (略記:SpSq)に変更された。

ISUジャッジングシステムでは、スパイラルシークエンスは1から4のレベルという概念が取り入れられており、レベルの数値が大きいほどが高い基礎点が与えられる。この判定は技術審判によって行われ、レベルアップは、ガイドラインに沿うレベルアップの要件を満たすか、それと同等といえる工夫が見られた場合に認められる。要素の出来栄えによってGOEで加点・減点の評価を受ける。

デススパイラル

男性と女性が手をつかみ合い、男性が中心となり女性をその周りで回す。女性の腰と頭が女性のスケーティングレッグの膝より高い位置にあってはいけない。また少なくとも一つの体勢で男性の臀部がピポットレッグの膝より高い位置にあってはならない。

ISUジャッジングシステムでは、デススパイラルは1から4のレベルという概念が取り入れられており、レベルの数値が大きいほどが高い基礎点が与えられる。この判定は技術審判によって行われ、レベルアップは、ガイドラインに沿うレベルアップの要件を満たすか、それと同等といえる工夫が見られた場合に認められる。要素の出来栄えによってGOEで加点・減点の評価を受ける。

デススパイラルの大別

フォアイン (略記:FiDs)
女性がフォアワード・インサイドエッジで滑るもの
バックイン (略記:BiDs)
女性がバックワード・インサイドエッジで滑るもの
フォアアウト(略記:FoDs)
女性がフォアワード・アウトサイドエッジで滑るもの
バックアウト (略記:BoDs)
女性がバックワード・アウトサイドエッジで滑るもの

GOE

ISUジャッジングシステムでは、ジャンプの難易度や実施した出来栄えによって、それぞれの要素の出来に明確な評価が付けられるようになった。これが採点表においてGOEという項目で表記されるものである。GOEとは Grade of Execution の頭文字をとったものであり演技審判によって判断される。

各要素毎にプラス評価、マイナス評価の観点(着眼点)が設定されている。プラス評価対象については、何をもってプラスとするかは厳密には決まっていないが、マイナス評価対象に関しては一応のガイドラインが存在する。 各演技審判は、以下の手順に従い全ての要素についてその出来の良し悪しを、ベースを0とした-3から+3の7段階で評価をする。

  • 実施された要素のプラス評価となる側面を探し、0~3の評価を与える
  • 実施された要素のマイナス評価となる側面を探し、ガイドラインに沿って上記で与えた数値から0~-3減じる

上記の手順から分かるように、ある観点においてマイナス評価対象が見られても、他の観点においてプラス評価対象が見られると、プラスマイナスが調整され、最終的にプラス評価となることもある。 しかし、ある特定の観点においてミスを犯すと、他の観点おいていくら優れたものがあったとしても、必ず一定以上のマイナス評価にしなければなければならないという、いわば例外規定のようなものも存在する(例えばジャンプでは、助走がとても短く、高さ・飛距離とも抜きん出ており空中姿勢にも工夫が見られる、など優れた観点が数多く見られたとしても、着氷でステップアウトしたものに対しては、評価は必ず-1以下の数値でつけなければならない)。 なお、コンビネーションジャンプの場合は、評価を点数に置換する際、コンビネーション中最も基礎点の高いジャンプの加減点の幅を用いる。

また全ての演技審判が採点行為自体は行っているが全ての審判の採点が得点に影響するわけではなく、演技審判の評価は以下の手順で決定する。

  • コンピュータの無作為抽出によって3名の審判の採点が完全に除外される
  • 最高評価を与えた審判と最低評価を与えた審判の採点が各要素ごとに除外される
  • 残された審判の与えた評価が対応する数値(技術の得点参照)に変換される
  • 変換された数値の平均値を算出しGOEとする

GOEの判定は必ずしも演技審判がガイドラインに対し忠実に行っているとは思えない場面もある。これは演技審判は、技術審判のようにスロー再生による判定は行わず、瞬時に評価を行っているためであり、審判間に多少のゆらぎがもちろん生じてしまう。また、何をもってプラス評価としたのか、またマイナス評価としたのかは、演技審判本人たち以外の第三者からは、推測の域以上を知ることはできない。

転倒

フィギュアスケート競技においては、ジャンプ・スピン・ステップシークエンス・スパイラル・リフト等の技術要素の難易度とその出来栄え、そして演技全体の流れや表現が競われる。技術的に難しいものに挑めばそれだけ失敗する可能性も大きくなることは必然であり、一方で簡単なもので出来て当たり前と思われるものでもふとした瞬間に失敗することがある。内容の難易度と失敗、それらをどのように評価に反映させるかという問題が起こってくるのもまた必然である。

転倒という大きな失敗を、技術的な欠落とみるか、演技全体の表現の損ないとみるか。かつてはショートプログラムにおける必須要素の未実施としての転倒の減点はあったものの、フリースケーティングにおいては、失敗した要素はプラス評価の対象としないとされていたのみでありマイナス評価については厳密には定めていなかった。選手一人ひとりの演技全体を相対的に比較して評価するため、転倒そのものに対する数値的な評価をあらかじめ定めておく必要性がなかったとも言える。

しかし2003-2004シーズンのISUグランプリシリーズから導入されたISUジャッジングシステムでは、各要素の成功したときに与える点数を明確化したのにともない、失敗したときに減点する点数についてもある程度厳密に定めるようになった。また、それぞれの要素の実施時における転倒はもちろん、平常滑走時(要素と要素の間)であっても、転倒した場合は減点を受けることとなった。

2006年現在、転倒とは「スケーターがスケートのコントロールを失い、エッジ以外の部分で体重の大部分を支えるもの」をさす(振り付けの一部として意図的にエッジ以外の部分で氷に触れるものは転倒の扱いにはならない)。「技術審判」によって、転倒一回につき、演技全体の得点から「ディダクション(規定による減点)」の「転倒(fall)」の項目で1.00の減点が行われる。 さらに、各要素の実施時における転倒の場合は、ディダクションによる減点とは別に、技術点の中のGOEにおいても減点されることとなっており、転倒で失う点数は大きい。

なお、2003-2004シーズンにおいては、転倒があった場合は回数にかかわらず「ディダクション」としてではなく「構成点」の「実行力/遂行力 Performance/Execution」の項目で一律0.5を減点することとなっており、構成点にかけられる過重によって、実質的な減点はシングル種目におけるショートプログラムでは0.50点、フリースケーティングでは1.00点に相当した。

技術の得点

ジャンプ(シングル,ペア共通)

種類 基礎点 評価とGOEの対応(GOEの加減点の幅)
名称 記号 -3 -2 -1 +1 +2 +3
シングルトゥループ 1T 0.4 -0.3 -0.2 -0.1 +0.3 +0.6 +1.0
シングルサルコウ 1S 0.4
シングルループ 1Lo 0.5
シングルフリップ 1F 0.5
シングルルッツ 1Lz 0.6
シングルアクセル 1A 0.8 -0.5 -0.4 -0.2 +0.5 +1.0 +1.5
ダブルトゥループ 2T 1.3 -1.0 -0.6 -0.3 +0.5 +1.0 +1.5
ダブルサルコウ 2S 1.3
ダブルループ 2Lo 1.5
ダブルフリップ 2F 1.7
ダブルルッツ 2Lz 1.9
ダブルアクセル 2A 3.5 -2.5 -1.6 -0.8 +1.0 +2.0 +3.0
トリプルトゥループ 3T 4.0 -3.0 -2.0 -1.0 +1.0 +2.0 +3.0
トリプルサルコウ 3S 4.5
トリプルループ 3Lo 5.0
トリプルフリップ 3F 5.5
トリプルルッツ 3Lz 6.0
トリプルアクセル 3A 8.2 -4.2 -2.8 -1.4 +1.0 +2.0 +3.0
クアッドトゥループ 4T 9.8 -4.8 -3.2 -1.6 +1.0 +2.0 +3.0
クアッドサルコウ 4S 10.3
クアッドループ 4Lo 10.8
クアッドフリップ 4F 11.3
クアッドルッツ 4Lz 11.8
クアッドアクセル 4A 13.3

スロージャンプ(ペアのみ)

種類 基礎点 GOEによる加減点
名称 記号 -3 -2 -1 +1 +2 +3
シングルトゥループ 1TTh 1.2 -1.0 -0.6 -0.3 +0.3 +0.6 +1.0
シングルサルコウ 1STh 1.2
シングルループ 1LoTh 1.5
シングルフリップ 1FTh 1.5
シングルアクセル 1ATh 2.0 -1.0 -0.6 -0.3 +0.5 +1.0 +1.5
ダブルトゥループ 2TTh 2.5
ダブルサルコウ 2STh 2.5
ダブルループ 2LoTh 3.0
ダブルフリップ 2FTh 3.0
ダブルアクセル 2ATh 4.0 -2.0 -1.4 -0.7 +0.7 +1.4 +2.0
トリプルトゥループ 3TTh 4.5
トリプルサルコウ 3STh 4.5
トリプルループ 3LoTh 5.0
トリプルフリップ 3FTh 5.5
トリプルアクセル 3ATh 7.5 -3.0 -2.0 -1.0 +1.0 +2.0 +3.0
クアッドトゥループ 4TTh 8.0
クアッドサルコウ 4STh 8.0
クアッドループ 4LoTh 8.5
クアッドフリップ 4FTh 9.0

ツイストリフト(ペアのみ)

種類 レベル 基礎点 GOEによる加減点
名称 記号 -3 -2 -1 +1 +2 +3
シングルトゥループ 1TTw レベル1 1.1 -1.0 -0.6 -0.3 +0.5 +1.0 +1.5
レベル2 1.3
レベル3 1.5
レベル4 1.7
シングルルッツ
シングルアクセル
1LzTw
1ATw
レベル1 1.3
レベル2 1.5
レベル3 1.7
レベル4 1.9
ダブルトゥループ 2TTw レベル1 2.7
レベル2 3.2
レベル3 3.7
レベル4 4.2
ダブルルッツ 2LzTw レベル1 3.0
レベル2 3.5
レベル3 4.0
レベル4 4.5
ダブルアクセル 2ATw レベル1 3.3
レベル2 3.8
レベル3 4.3
レベル4 4.8
トリプルトゥループ 3TTw レベル1 4.7 -2.0 -1.4 -0.7 +0.7 +1.4 +2.0
レベル2 5.2
レベル3 5.7
レベル4 6.2
トリプルルッツ 3LzTw レベル1 5.0
レベル2 5.5
レベル3 6.0
レベル4 6.5
トリプルアクセル 3ATw レベル1 5.3
レベル2 5.8
レベル3 6.3
レベル4 6.8
クアッドトゥループ 4TTw レベル1 6.2 -3.0 -2.0 -1.0 +0.7 +1.4 +2.0
レベル2 6.7
レベル3 7.2
レベル4 7.7
クアッドルッツ 4LzTw レベル1 6.5
レベル2 7.0
レベル3 7.5
レベル4 8.0
クアッドアクセル 4ATw レベル1 6.8
レベル2 7.3
レベル3 7.8
レベル4 8.3


リフト(ペアのみ)

種類 レベル 基礎点 GOEによる加減点
名称 記号 -3 -2 -1 +1 +2 +3
グループ1 1Li レベル1 1.1 -1.0 -0.6 -0.3 +0.3 +0.6 +1.0
レベル2 1.3
レベル3 1.5
レベル4 1.7
グループ2 2Li レベル1 1.3
レベル2 1.7
レベル3 2.4
レベル4 3.0
グループ3
グループ4
3Li
4Li
レベル1 2.5 -1.5 -1.0 -0.5 +0.5 +1.0 +1.5
レベル2 3.0
レベル3 3.5
レベル4 4.0
グループ5
 トゥラッソー
 ステップイン

5TLi
5SLi
レベル1 4.5
レベル2 5.0
レベル3 5.5
レベル4 6.0
グループ5
 リバースラッソー
 アクセルラッソー

5RLi
5ALi
レベル1 5.0 -2.0 -1.4 -0.7 +0.7 +1.4 +2.0
レベル2 5.5
レベル3 6.0
レベル4 6.5

スピン(シングル)

種類 レベル 基礎点 GOEによる加減点
名称 記号 -3 -2 -1 +1 +2 +3
アップライト USp レベル1 1.2 -1.0 -0.6 -0.3 +0.5 +1.0 +1.5
レベル2 1.5
レベル3 1.9
レベル4 2.4
シット SSp レベル1 1.3
レベル2 1.6
レベル3 2.1
レベル4 2.5
キャメル CSp レベル1 1.4
レベル2 1.8
レベル3 2.3
レベル4 2.6
レイバック LSp レベル1 1.5
レベル2 1.9
レベル3 2.4
レベル4 2.7
フライングアップライト FUSp レベル1 1.7
レベル2 2.0
レベル3 2.4
レベル4 2.9
フライングシット FSSp レベル1 2.0
レベル2 2.3
レベル3 2.6
レベル4 3.0
フライングキャメル FCSp レベル1 1.9
レベル2 2.3
レベル3 2.8
レベル4 3.2
フライングレイバック FLSp レベル1 2.0
レベル2 2.4
レベル3 2.9
レベル4 3.2
(フライング)コンビネーション (F) CoSp レベル1 1.7
レベル2 2.0
レベル3 2.5
レベル4 3.0
(フライング)足替えアップライト (F) CUSp レベル1 1.7
レベル2 2.0
レベル3 2.4
レベル4 2.9
(フライング)足替えシット (F) CSSp レベル1 1.9
レベル2 2.3
レベル3 2.6
レベル4 3.0
(フライング)足替えキャメル (F) CCSp レベル1 2.0
レベル2 2.3
レベル3 2.8
レベル4 3.2
(フライング)足替えレイバック (F) CLSp レベル1 2.0
レベル2 2.4
レベル3 2.9
レベル4 3.2
(フライング)足換えコンビネーション (F) CCoSp レベル1 2.0
レベル2 2.5
レベル3 3.0
レベル4 3.5

スピン(ペア)

種類 レベル 基礎点 GOEによる加減点
名称 記号 -3 -2 -1 +1 +2 +3
ペア PSp レベル1 2.0 -1.0 -0.6 -0.3 +0.5 +1.0 +1.5
レベル2 2.5
レベル3 3.0
レベル4 3.5
ペアコンビネーション PCoSp レベル1 3.0
レベル2 3.5
レベル3 4.0
レベル4 4.5

ソロスピンはシングルの得点と同一

ステップシークエンス(シングル,ペア共通)

種類 レベル 基礎点 GOEによる加減点
名称 記号 -3 -2 -1 +1 +2 +3
ストレートライン
サーキュラー
サーペンタイン
SlSt
CiSt
SeSt
レベル1 1.8 -1.0 -0.6 -0.3 +0.5 +1.0 +1.5
レベル2 2.3
レベル3 3.3 -2.1 -1.4 -0.7 +0.5 +1.0 +1.5
レベル4 3.9 -2.1 -1.4 -0.7 +1.0 +2.0 +3.0
スパイラル SpSq レベル1 1.8 -1.0 -0.6 -0.3 +0.5 +1.0 +1.5
レベル2 2.3
レベル3 3.1 -2.1 -1.4 -0.7 +0.5 +1.0 +1.5
レベル4 3.4 -2.1 -1.4 -0.7 +1.0 +2.0 +3.0


デススパイラル(ペアのみ)

種類 レベル 基礎点 GOEによる加減点
名称 記号 -3 -2 -1 +1 +2 +3
フォアイン
バックイン
FiDs
BiDs
レベル1 2.8 -2.0 -1.4 -0.7 +0.7 +1.4 +2.0
レベル2 3.0
レベル3 3.2
レベル4 3.5
フォアアウト
バックアウト
FoDs
BoDs
レベル1 3.0
レベル2 3.5
レベル3 4.0
レベル4 4.5

外部リンク


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