ヒト白血球型抗原
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ヒト白血球型抗原(ひとはっけっきゅうがたこうげん、Human Leukocyte Antigen; HLA)とは最も重要な組織適合性抗原の一つ。白血球の血液型と言えるものであり、一般的に血液型というとA,B,AB,O型といった赤血球の型を指すが、HLA型は白血球の型を示している。ただし、白血球以外にもHLAは存在するため、現在ではヒト白血球型抗原の名称で呼ばれることはほとんどなく、HLAと略して呼ばれる。
その型の種類は多く、まずA座のA1,A2,A210(2),A3…A80、B座のB5,B7,B703(7)…、C座の…、DR座の…と続き赤血球の型とは比較にならないほど膨大で、その組み合わせは数万通りといわれる。
ヒトHLA抗原の遺伝子は第6染色体短腕上に存在する。
献血の際にあらかじめ登録することにより、HLAに適合した輸血を行なうことができる。