トボル川
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トボル川 | |
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延長 | 1591 km |
水源の標高 | - m |
平均流量 | 805 m³/s |
流域面積 | 426,000 km² |
水源 | - |
河口 | エルティシ川 |
流域 | カザフスタン、ロシア |
トボル川(トボリ川、英表記: Tobol、ロシア語: Тобол、カザフ語: Тобыл)は、カザフスタン(コスタナイ州)およびロシア(クルガン州とチュメニ州)を流れる川。エルティシ川の左支流で、最終的にはオビ川を経て北極海へ流れる。主な支流はウイ川(Uy)、イセチ川(Iset)、トゥラ川(Tura)、タヴダ川(Tavda)、ウバガン川(Ubagan)。
トボル川はウラル山脈南部の東麓、カザフスタンとロシアの国境付近に発し、北東へトゥルガイ高原を流れる。ダムを7つ過ぎ、カザフスタン北部のルードヌイの街の付近で西シベリア低地に入り、広い河谷を蛇行する。ロシア領を流れてトボリスクでエルティシ川に合流する。流域の氾濫原には三日月湖など20,000以上の湖がある。
川の長さは1,591kmで、流域面積は426,000平方km。川の下流は10月末から11月ごろに凍結し、上流は11月中に凍結する。氷が解けるのは4月後半から5月にかけてであるが、大量の雪解け水や氷により増水し洪水が起こる。
合流点にあるトボリスクから上流へは437kmにわたり航行可能。沿岸の主な街は下流から、トボリスク、ヤルートロフスク(Yalutorovsk)、クルガン、カザフスタンに入りリサコフスク(Lisakovsk)、コスタナイ(Kostanay)、ルードヌイ(Rudniy)。その他、流域の主要都市には、支流トゥラ川沿いのチュメニ、イセチ川沿いのエカテリンブルクがある。
トボル川は、ロシア人到来前のシビル・ハン国においてはオビ川・エルティシ川・エシム川にならび重要な河川であった。