デービッド・ニルソン
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オリンピック | ||
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男子 野球 | ||
銀 | 2004 | 野球 |
国籍 | オーストラリア |
出身地 | オーストラリア |
守備位置 | 捕手、外野手 |
投球・打席 | 右投左打 |
経歴 | ミルウォーキー・ブルワーズ (1992-1999) 中日ドラゴンズ (2000) |
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デービッド・ニルソン(David Wayne Nilson , 1969年12月14日 - )は、オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン出身のプロ野球選手(捕手、外野手)。日本での登録名はオーストラリア特有のイヌにちなんでディンゴ。アメリカでの登録名はDave Nilsson。
[編集] 人物
ケドロン高から1987年にミルウォーキー・ブルワーズに入団。1989年のオフには豪州・ゴールドコーストでキャンプ中の中日ドラゴンズと練習試合をしたことがある。1992年にメジャーに昇格し、1999年には野茂英雄とバッテリーを組んだ。同年初めてオールスターに出場、オーストラリア代表選手としてIBAFインターコンチネンタルカップに出場し、4番打者としてMVPを獲得した。
2000年にシドニー五輪出場を条件として中日ドラゴンズに鳴り物入りで入団(この時に自ら球団に紹介して一緒に入団したのがダン・カールソンである)。多くの試合を左翼手として出場するが、慣れない外野守備と日本の投手に全く対応できず極度の打撃不振で8月に退団。捕手での出場は1試合のみ、本塁打も横浜スタジアムのライトスタンド場外に放った1発のみ(ちなみにその試合ではメルビン・バンチがノーヒットノーランを達成した)。オーストラリア代表選手としてシドニー五輪に出場し、黒木知宏から本塁打を放った(この時の捕手は中日で共にプレーした鈴木郁洋)。
その後、ボストン・レッドソックスへの入団が決まっていたが、故障のため契約を保留。2003年に契約を交わしたものの、実際にプレーすることはなく一旦は引退を表明。その後、アトランタ・ブレーブスにマイナー契約で入団した後、アテネ五輪にオーストラリア代表選手として出場。またしても日本戦(予選)で活躍し、2006 ワールド・ベースボール・クラシックのオーストラリア代表にも選ばれた。
[編集] 通算成績
- 日本 18試合 打率.180(61打数 11安打) 1本塁打 8打点 0盗塁
- アメリカ 837試合 打率.284(2779打数 789安打) 105本塁打 470打点 15盗塁
[編集] 外部リンク
- 選手の通算成績と情報 Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube
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投手 | 11 アダム・ブライト / 13 マシュー・ゲイアン / 15 ポール・ミルドレン / 19 リチャード・トンプソン / 21 フィル・ブラシントン / 27 ダミアン・モス / 30 トリスタン・クロフォード / 31 クレイグ・アンダーソン / 39 フィル・ストックマン / 42 ピーター・モイラン / 44 ウェイン・ラングレン / 57 エイドリアン・バーンサイド / -- ジョシュ・ヒル / -- ライアン・ローランドスミス |
捕手 | 35 マシュー・ケント / 47 アンドリュー・グラハム / 48 マイケル・コリンズ |
内野手 | 4 ギャビン・フィングルソン / 6 ロドニー・バン・ブイゼン / 7 トレント・ダーリントン / 14 デービッド・ニルソン / 16 ルーク・ヒューズ / 18 グレン・ウィリアムス / 22 ブレンダン・キングマン / 26 ジャスティン・フーバー / 29 ブラッドリー・ハーマン |
外野手 | 8 トレント・オルテン / 17 ブレット・ロンバーグ / 23 ポール・ルトガーズ / 25 トム・ブライス |