テレビ松本ケーブルビジョン
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株式会社テレビ松本ケーブルビジョンは、長野県松本地域をエリアとするケーブルテレビ局である。
- 略称:TVM
目次 |
[編集] 本社所在地
- 長野県松本市里山辺3044-1。
[編集] サービスエリア
[編集] 主な放送チャンネル
[編集] テレビ局
アナログ | デジタル | 放送局 | ||
---|---|---|---|---|
松本塩尻 | 波田 | 山形 | ||
2 | 1 | TV011 | NHK長野総合 | |
9 | 3 | TV021 | NHK長野教育 | |
3 | 4 | TV041 | テレビ信州 | |
10 | 22 | TV051 | 長野朝日放送 | |
11 | 8 | TV061 | 信越放送 | |
5 | 6 | TV081 | 長野放送 | |
4 | 34 | 日本テレビ | ||
21 | 41 | テレビ朝日 | ||
6 | 36 | TBSテレビ | ||
12 | 42 | テレビ東京 | ||
8 | 38 | フジテレビ | ||
1 | HCT波田町自主放送 | |||
7 | HCT波田町自主放送 | |||
9 | 気象情報 | |||
10 | YCS | |||
11 | 信毎文字ニュース | |||
17 | 5 | 101 | NHKBS1 | |
20 | 12 | 102 | NHKBS2 | |
103 | NHKBShi | |||
141 | BS日テレ | |||
151 | BS朝日 | |||
161 | BS-i | |||
171 | BSジャパン | |||
181 | BSフジ | |||
15 | 191 | WOWOW | ||
200 | スター・チャンネルBS | |||
1 | 26 | 37 | 701 | テレビ松本 |
702 | パブリックチャンネル | |||
703 | 道路情報チャンネル | |||
704 | 信州大学テレビ SUTV | |||
13 | 709 | 放送大学テレビ | ||
710 | ショップチャンネル | |||
711 | QVC | |||
23 | 712 | ウェザーニューズ | ||
721 | フジテレビ721 | |||
722 | 旅チャンネル、MONDO21 | |||
724 | 囲碁・将棋チャンネル | |||
731 | J sports 1 | |||
732 | J sports 2 | |||
22 | 17 | 735 | GAORA | |
737 | ゴルフネットワーク | |||
738 | ザ・ゴルフ・チャンネル | |||
739 | フジテレビ739 | |||
25 | 750 | チャンネルNECO | ||
752 | 日本映画専門チャンネル | |||
753 | 時代劇専門チャンネル | |||
755 | Super! drama TV | |||
24 | 757 | AXN | ||
760 | スター・チャンネル | |||
761 | スター・チャンネル プラス | |||
762 | スター・チャンネル クラシック | |||
763 | 衛星劇場 | |||
764 | 東映チャンネル | |||
765 | TBSチャンネル | |||
770 | スペースシャワーTV | |||
14 | 782 | アニマックス | ||
790 | 日経CNBC | |||
792 | CNNj | |||
795 | 朝日ニュースター | |||
796 | ディスカバリーチャンネル | |||
798 | ヒストリーチャンネル | |||
810 | グリーンチャンネルEAST | |||
811 | グリーンチャンネルWEST | |||
16 | 日テレG+ |
- 地上デジタルテレビジョン放送はパススルー方式のため、地上波デジタル対応テレビであれば視聴可能。尚、東京民放地上波5局のデジタル放送の対応については、デジタル放送の区域外再送信問題との兼ね合いから現在協議中、また2007年6月に区域外再送信による総務大臣裁定を行い、県内民放4局や東京キー局5局に同意を求めている。長年東京波の再送信を実施し、また長野県にはテレビ東京・TXN系列局が未開局であるので、結論によっては、視聴者からの反発も予想される。
- デジタル放送はJC-HITSを使用している。
[編集] ラジオ局
ch | 放送局 |
---|---|
78.8 | 放送大学FM |
80.0 | TOKYO FM |
82.4 | FM長野 |
84.0 | NHK長野FM |
[編集] 長野県における区域外再送信の問題
エルシーブイ(LCV)などをはじめとするCATV事業者側は、これまで在長民放局に黙認される形で区域外再送信を行っていた。区域外再送信が問題になるなか、現在CATV事業者側は、区域外再送信を中止した場合に加入者の解約が予想されること、また早朝・深夜帯では必ずしも在長民放局はキー局と同一の番組編成ではないこと、終日放送(フィラー)が行われていないことなどを主張して、継続を訴えている。一部のCATV事業者は、仮に区域外再送信が出来なくなれば、加入者が3割減り、経営の根幹を揺るがしかねない事態に陥ると予測している。
一方、1999年に在長民放局は、「キー局が系列局の視聴率に悪影響を与える」などとして、CATV事業者に区域外再送信見直しの要請を行っている。その主張としては、キー局とその系列局は番組編成において、全日帯を中心にほぼ同一の番組編成が組まれていることや、視聴率調査でキー局を見ていた場合には、「その他」として測定されることが挙げられた。こうした場合、相対的に視聴率が低下して、広告収入に影響があると考えられている。
また日本民間放送連盟は、地デジ移行を機に著作権・放映権などの問題から本来の放送対象地域に是正する観点で原則的に区域外再送信を認めない方針を打ち出していて、在長民放局はこれに沿った対応をしている。さらに、地デジ全面移行に伴うマスター更新・送信所建設等で在長局は数十億円規模の設備投資等をしていることから、財政的な懸念があるのも実情とみられる。
県内のケーブルテレビ(CATV)世帯普及率は55%で、全国平均の40%を上回っている(2006年3月時点)。この背景には山間部の多い長野県で、放送局の親局・中継局での安定した直接受信が困難な難視聴地域・世帯が比較的多いことがある。しかし、平成新局の長野朝日放送(abn)開局で、すでにテレビネットワーク4局体制が完成している。
長野県では、県内のCATV事業者によって東京波(南信地方では中京波)の区域外再送信を行い、県内で開局されていないフルネット局を補完する目的で、情報格差を是正してきた。また現在も多くの県内CATV事業者が区域外再送信をしていて、CATV加入者世帯では在長民放局と東京民放キー局(もしくは中京民放基幹局)を併用して見る習慣がある。このため、併用視聴を習慣としてきた視聴者は反発をしている。