スンダ語
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スンダ語 Bahasa Sunda |
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話される国 | インドネシア |
地域 | 東南アジア |
話者数 | 2700万人 |
話者数の順位 | - |
言語系統 | オーストロネシア語族 マレーポリネシア語派 西マレー・ポリネシア語群 スンダ語 |
公的地位 | |
公用語 | - |
統制機関 | - |
言語コード | |
ISO 639-1 | su |
ISO 639-2 | sun |
ISO/DIS 639-3 | sun |
SIL |
スンダ語(Bahasa Sunda)はインドネシアのジャワ島で話されている言語である。オーストロネシア語族のマライ・ポリネシア語派の西語群に属する。話者は2700万人でインドネシアの人口の15%に当る。バンテン方言(Banten)、ボゴル方言(Bogor)、プリアガン方言(priangan)、チレボン方言(Cirebon)の四つがあり、その内分布する範囲の広いプリアガン方言が共通語の母体である。
[編集] 文字
現代ではラテン文字を用いる。
[編集] 母音
- a
- i
- u
- e(éとも書く)
- o
- e(曖昧母音)
- eu(oに近い曖昧母音)
[編集] 子音
- p
- b
- t
- d
- k
- g
- c/tʃ/
- j/dʒ/
- h
- ng/ŋ/
- ny/ɲ/
- m
- n
- s
- w/w/
- l
- r(顫音と弾音の両方がある)
- y/j/
インドネシア語の借用語では f->p,v->p,sy->s,sh->s,z->j,kh->h のように置き換わる