スノーパーク面白山
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所在地 | ||||
山形県山形市大字山寺字面白山 | ||||
標高 (標高差) |
900 m / 460 m ( 440 m ) |
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コース数 | 6 本 | |||
コース面積 | - ha | |||
最長滑走距離 | 2,000 m | |||
最大傾斜 | 34 度 | |||
索道数 | 4 本 | |||
公式サイト | omoshiroyama.com |
スノーパーク面白山(スノーパークおもしろやま)は、山形県山形市の奥羽山脈大徳山の北斜面にあるスキー場。旧名は「面白山高原スキー場」。スキーおよびスノーボード全面滑走可。開場期間は、例年12月中旬~3月31日の8:30~16:00で、ナイター設備はない。
[編集] 概要
スノーパーク面白山は、山形県の主要部である村山地方と宮城県の主要部である仙台都市圏にはさまれた両県境付近にあり、両都市圏を結ぶ仙山線沿いに存在する。
当スキー場へのアクセスは仙山線のみである。スキー場への接続道路は存在するが、除雪しないため冬季通行止めとなり、緊急車両も含めてスキーシーズン中は通行不可となる。このため、「全国で唯一鉄道でしかいけないスキー場」となっている。
また、プラットホームでスキーを履いて、そのまま駅構内にあるリフト乗り場まで行ける。すなわち「ゲレンデの中に駅がある」という特殊な構造となっている。そのため、仙台や山形の市街地の駅からスキーウェアを着、スキー靴を履いたまま、まるでゲレンデ内にいるような出で立ちで仙山線に乗り込む者がよく見られる。
一般的なスキー場には、最終的に車やバスで到達しなくてはならず、スリップ事故のリスクが付きまとうが、当スキー場は、電車で気軽に行くことが出来、また、アクセスに定時性がある。そのため、一日の内で都市生活とスキー・スノーボードが両立でき、両都市圏から多数のスキーヤーやスノーボーダーが訪れる。また、仙山線沿いにある温泉街(山形県天童温泉や宮城県作並温泉など)や市街地のビジネスホテルなどに泊まれば、一般的なスキー旅行のように山麓の旅館に泊まってアフタースキーの時間を持て余すこともない。