ジーン・アーサー
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ジーン・アーサー Jean Arthur |
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1939年の『スミス都へ行く』より |
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本名 | Gladys Georgianna Greene |
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生年月日 | 1900年10月17日 |
没年月日 | 1991年6月19日(満90歳没) |
出生地 | ニューヨーク州プラッツバーグ |
国籍 | アメリカ合衆国 |
配偶者 | Julian Anker (1928) Frank Ross Jr. (1932–1949) |
ジーン・アーサー(Jean Arthur,1900年10月17日 - 1991年6月19日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州出身の女優。
[編集] 経歴
ニューヨークでモデルをしていたときに20世紀フォックスに見出され、1923年に映画デビュー。しかしなかなか芽が出ず、スラップスティック・コメディやB級西部劇での脇役に甘んじていた。トーキー後に一時ハリウッドを離れ舞台で演技を磨き直し、映画界に戻って30年代後半には人気スターとなる。都会的なキャリアウーマンの役を得意とし、特にフランク・キャプラ監督作品でその個性を発揮した。
戦後は活動の場を再び舞台に移し、開拓農民の妻役を好演した『シェーン』が最後の映画出演となった。
[編集] 主な出演作品
- キートンのセブン・チャンス Seven Chances (1925)
- パラマウント・オン・パレイド Paramount on Parade (1930)
- 命を賭ける男 Street of Chance (1930)
- 俺は善人だ The Whole Town's Talking (1935)
- 男性No.1 Public Hero #1 (1935)
- オペラハット Mr. Deeds Goes to Town (1936)
- 平原児 The Plainsman (1936)
- 歴史は夜作られる History Is Made at Night (1937)
- 街は春風 Easy Living (1937)
- 我が家の楽園 You Can't Take It with You (1938)
- コンドル Only Angels Have Wings (1939)
- スミス都へ行く Mr. Smith Goes to Washington (1939)
- シェーン Shane (1953)