ジョン・ペイン
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ジョン・ペイン(John Payne, 1912年5月23日 - 1989年12月6日)は、アメリカ合衆国の俳優、歌手。バージニア州ロアノーク出身。
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[編集] 来歴
アメリカ・バージニア州の裕福な家庭に生まれる。1930年の秋にコロンビア大学に入学し、演劇を専攻する。同時期にジュリアード音楽院で声楽を専攻する。その後、1936年にサミュエル・ゴールドウィンから契約の申し出があり、ニューヨークを離れてハリウッドへ旅立つ。1940年に20世紀FOX社と契約を交わし、『銀嶺セレナーデ』(1941年)等の1940年代初めの20世紀FOX社製作のミュージカル映画に出演し、名声を博した。
以降、ハリウッドにおいて、西部劇、活劇並びにフィルム・ノワールを中心とした映画作品でハンサムなタフガイとして活躍する。
[編集] 主な出演作品
- 『孔雀夫人』- Dodsworth (1936年)
- 『銀嶺セレナーデ』- Sun Valley Serenade (1941)
- 『追想』- Remember the Day (1941)
- 『トリポリ魂 海兵隊よ永遠なれ』(日本未公開作品)- To the Shores of Tripoli (1942) ※DVD発売
- 『センチメンタル・ジャーニー』- Sentimental Journey (1946)
- 『剃刀の刃』- The Razor's Edge (1946)
- 『三十四丁目の奇蹟』- Miracle on 34th Street (1947)
- 『銃弾都市』- The Crooked Way (1949)
- 『南シナ海』- Captain China (1950)
- 『大城塞』- Tripoli (1950)
- 『アリバイなき男』- Kansas City Confidential (1952)
- 『ギャングを狙う男』- 99 River Street (1953)
- 『縄張を荒すな』- Rails Into Laramie (1954)
- 『逮捕命令』- Silver Lode (1954)
- 『対決の一瞬』- Tennessee's Partner (1955)
- 『悪の対決』- Slightly Scarlet (1956)