ジェイク・ウエストブルック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェイク・ウエストブルック Jake Westbrook クリーブランド・インディアンス No.37 |
|
基本情報 | |
---|---|
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ジョージア州アセンズ |
生年月日 | 1977年9月29日(30歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5cm 215 lb =約97.5kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 1996年 MLBドラフト1巡目(全体21位)でコロラド・ロッキーズから指名 |
初出場 | 2000年6月17日 ホワイトソックス戦 |
年俸 | 6,100,000ドル(2007年)[1] |
経歴 | |
|
|
■Template ■ウィキプロジェクト 野球選手 |
ジェイク・ウエストブルック(Jake Westbrook, 1977年9月29日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州アセンズ出身の野球選手。フルネームはジェイコブ・コーセン・ウエストブルック(Jacob Cauthen Westbrook )。投手、右投右打。現在はMLBクリーブランド・インディアンスに所属している。
高速シンカーのような速球を引っ掛けさせ、相手打者をゴロで打ち取るのが持ち味の投手。そのため奪三振は少ない。
目次 |
[編集] 経歴
ジョージア州のマディソン郡高校時代には6度のノーヒッターを達成するほどの好投手であった。1996年のドラフト1巡目(全体21位)でコロラド・ロッキーズにより指名される。
1997年、ロッキーズ傘下のマイナー球団在籍中にモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)へトレードされる。さらに2年後の1999年、今度はニューヨーク・ヤンキースへトレード。2000年にヤンキースでメジャーデビューし3試合に登板したのち、2001年には3対1のトレードで他2人とともにインディアンスに移籍する。
2004年に先発ローテーションに定着し、14勝・防御率3.38といった好成績を記録するとともに自身初のオールスター選出を果たす。その後、2006年まで3年連続で2桁勝利を記録した。
2007年は序盤に左脇腹を痛め、5年ぶりの故障者リスト入りとなり、約2か月の長期欠場を余儀なくされた。復帰後もしばらく不振に苦しみ、前半戦を防御率6.27で終えた。後半戦に入ると完全復調し、防御率3.44と立ち直った。天王山となった8月23日のタイガース戦では、8回を投げて5安打無失点に抑えるなど、大事な終盤戦でチームのポストシーズン進出に大いに貢献した。
[編集] 年度別投球成績
年度 | 球団 | 勝利 | 敗戦 | 試合 | 先発 | 完投 | 完封 | 完了 | セーブ | ホールド | 投球回 | 被安打 | 失点 | 自責点 | 被本塁打 | 四球 | 奪三振 | 死球 | 暴投 | 打者 | 防御率 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2000 | NYY | 0 | 2 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6.2 | 15 | 10 | 10 | 1 | 4 | 1 | 0 | 0 | 38 | 13.50 | 2.850 |
2001 | CLE | 4 | 4 | 23 | 6 | 0 | 0 | 3 | 0 | 5 | 64.2 | 79 | 43 | 42 | 6 | 22 | 48 | 4 | 4 | 290 | 5.85 | 1.562 |
2002 | CLE | 1 | 3 | 11 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 41.2 | 50 | 30 | 27 | 6 | 12 | 20 | 1 | 1 | 185 | 5.83 | 1.488 |
2003 | CLE | 7 | 10 | 34 | 22 | 1 | 0 | 4 | 0 | 1 | 133.0 | 142 | 70 | 64 | 9 | 56 | 58 | 12 | 3 | 580 | 4.33 | 1.489 |
2004 | CLE | 14 | 9 | 33 | 30 | 5 | 1 | 2 | 0 | 0 | 215.2 | 208 | 95 | 81 | 19 | 61 | 116 | 5 | 4 | 895 | 3.38 | 1.247 |
2005 | CLE | 15 | 15 | 34 | 34 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 210.2 | 218 | 121 | 105 | 19 | 56 | 119 | 7 | 3 | 895 | 4.49 | 1.301 |
2006 | CLE | 15 | 10 | 32 | 32 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 211.1 | 247 | 106 | 98 | 15 | 55 | 109 | 4 | 5 | 904 | 4.17 | 1.429 |
2007 | CLE | 6 | 9 | 25 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 152.0 | 159 | 78 | 73 | 13 | 55 | 93 | 6 | 3 | 648 | 4.32 | 1.408 |
通算 | 8年 | 62 | 62 | 195 | 155 | 11 | 3 | 11 | 0 | 7 | 1035.7 | 1118 | 553 | 500 | 88 | 321 | 564 | 39 | 23 | 4435 | 4.35 | 1.389 |
※数字は2007年までのもの。太字はリーグ1位。
[編集] 獲得タイトル・表彰
- MLBオールスターゲーム選出 1回:2004年
[編集] 脚注
- ^ "Cleveland Indians 2007 Salaries," ESPN.com. 2007年5月31日閲覧。
[編集] 外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube
|
|
---|---|
投手 | 27 リック・バウアー / 63 ラファエル・ベタンコート / 47 ジョー・ボロウスキー / 36 ポール・バード / 55 ファウスト・カーモナ / 39 スコット・エラートン / 30 小林雅英 / 32 アーロン・ラフィー / 31 クリフ・リー / 50 ジェンセン・ルイス / 69 スコット・ルイス / 40 トム・マストニー / 72 アダム・ミラー / 49 エドワード・ムヒカ / 53 ラファエル・ペレス / 52 C.C.サバシア / 64 リード・サントス / 70 トニー・シップ / 54 ブライアン・スローカム / 45 ジェレミー・ソワーズ / 37 ジェイク・ウエストブルック |
捕手 | 44 サル・ファサーノ / 41 ビクター・マルティネス / 10 ケリー・ショパック / 76 ワイアット・トーリガス |
内野手 | 68 マイケル・オーブリー / 29 ジョシュ・バーフィールド / 1 ケイシー・ブレイク / 13 アズドルバル・カブレラ / 7 ジェイミー・キャロル / 25 ライアン・ガーコ / 15 アンディ・マーテ / 2 ジョニー・ペラルタ / 11 ホルヘ・ベランディア |
外野手 | 17 秋信守 / 20 デビッド・デルーチ / 12 ベン・フランシスコ / 38 フランクリン・グティエレス / 24 グレイディ・サイズモア / 46 ブラッド・スナイダー |
指名打者 | 48 トラビス・ハフナー |
監督・コーチ | 22 エリック・ウェッジ(監督) / 28 ジェフ・ダッツ(ベンチコーチ) / 4 ルイス・イサーク(ブルペンコーチ) / 60 デニス・マレブ(ブルペン捕手) / 6 ルイス・リベラ(一塁コーチ兼内野コーチ) / 9 デレク・シェルトン(打撃コーチ) / 35 ジョエル・スキナー(三塁コーチ) / 43 ダン・ウィリアムズ(ブルペン捕手) / 51 カール・ウィリス(投手コーチ) |
公式サイト(英語)より 40人ロースター 監督・コーチ一覧 2008年6月19日更新 |