シロワニ
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?シロワニ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Eugomphodus taurus (Rafinesque, 1810) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
シロワニ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Sand tiger shark |
シロワニ (Eugomphodus taurus またはCarcharias taurus ) はネズミザメ目オオワニザメ科シロワニ属に分類されるサメ。シロワニはミズワニ科シロワニ属とする文献も多数見られる。またシロワニ科として単独で科にされているところも見られるが、最近ではオオワニザメ科シロワニ属とされているので、ここではオオワニザメ科シロワニ属としている。オオワニザメ科には他にオオワニザメなども現生している。
目次 |
[編集] 生息地
全世界の温帯・熱帯の海に生息。日本近海にも生息。
[編集] 特徴・生態
成魚は全長が3メートルを超える個体もいる。性格は見かけによらず大人しく人を襲うことはないとされている。しかしインターナショナル・シャーク・アタック・ファイルにおいては危険なサメとされてはいる。人間の歯と違い新しい歯が何度も生える為に古くなった歯は抜け、常に鋭い歯が揃っている。活動は夕方からで昼間は岩陰などでじっとしていることが多い。繁殖は特徴的で卵を産み落すのではなく、メスの子宮内で卵から胎児が孵化する。孵化した胎児は子宮内で共食いを繰り返し約12ケ月後に大きく成長した子供を出産する。これは「子宮内共食い」と呼ばれ、胎盤を使わない胎児への栄養供給形態の一つだと考えられている。
[編集] 日本で見られる主な水族館
- アクアワールド・大洗(茨城県)
- 京急油壺マリンパーク(神奈川県)
- 横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県)
- 品川区立しながわ水族館(東京都)
- 東海大学海洋科学博物館(静岡県)
- 鳥羽水族館(三重県)
- 須磨水族館(兵庫県)
- 宮島水族館(広島県)
- マリンワールド海の中道(福岡県)